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阪急うめだ本店で「やさしいハンカチ展」-被災地小学生とデザイナーがコラボ

小学生の絵をもとにしたハンカチが並ぶ

小学生の絵をもとにしたハンカチが並ぶ

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 阪急うめだ本店(大阪市北区角田町、TEL 06-6361-1381)9階祝祭広場で5月29日、被災した小学生とデザイナーが共同制作したハンカチを展示販売する「JAGDA やさしいハンカチ展PART2」が始まった。

魚や動物をデザインしたハンカチ

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 昨年11月のグランドオープンを機に、さまざまな課題に取り組むチャリティー活動団体を紹介し、団体と来店客をつなぐ取り組みを展開するH2Oリテイリンググループ。同店9階と12階にスペースを設けてさまざまな団体の活動をパネルで紹介し、募金箱を設置。祝祭広場でのイベント開催などの企画も展開している。

 約2800人の会員を擁する日本唯一のグラフィックデザイナーの全国組織「JAGDA」が企画した同展では、昨年は会員がデザインしたハンカチを展示販売し、その収益金で7000枚のハンカチを東北の子どもたちに寄贈。「継続的な支援のために」と企画した今年の「PART2」では、「絵を描いた子どもたちが喜んでくれたら」と、岩手、宮城、福島の4校の小学校でワークショップを開催。当時3年生~5年生の232人が描いた絵をもとに、手を挙げた385人のデザイナーがデザインしたハンカチを展示販売する。

 会場には、色とりどりのハンカチ385枚を展示。テーマは決めていないが、魚や動物、星、宇宙、ハートをモチーフにした作品が多い。サイズは45センチ角で、1枚1,200円で販売。完成したハンカチと収益金は各小学校に還元し、子どもたちが主体となって被災地の未来に役立てる使い道を考えるという。

 デザイナーのマスナガデザイン部・増永明子さんは「さまざまな種類があるので、気に入っていただけるものが1枚はあると思う。関西での開催はこれが最後なので、1枚でも買っていただければ」と呼び掛ける。

 開催時間は10時~20時(金曜・土曜は21時まで、最終日は18時まで)。6月4日まで。

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