代表作は「折り紙戦士ヤッコマン」-マンガーソングライターが恒例ライブ

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 北浜の「アンソリットギャルリー&カフェバー フレイムハウス」(大阪市中央区淡路町1、TEL 06-6226-0107)で1月10日、マンガーソングライターの本町靭(うつぼ)さんとチームヤッコマンによる「恒例新春シャンソンショー 折り紙戦士ヤッコマン!!~唄と紙芝居のライヴ~」が開催された。

忍者の衣装で「忍ぶれど」を披露する本町靭さんと豆栗忍者☆乙女流

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 本町さんは自作の紙芝居漫画に曲を付けウクレレで弾き語りをする「マンガーソングライター」。20代のころに同店のウクレレ教室に通い始め、「ウクレレっておもしろい!」と家で曲を作り始めた。楽譜も読めず、コード進行の勉強もしたことがないが、「小さなころからクラシック音楽をよく聴いていた」と、感覚で曲を作っているという。

 本町さんの代表作「折り紙戦士ヤッコマン!!」は、小学生だっためいに折り紙で「やっこさん」を作ったら喜んでくれたからと、折り紙のやっこさんをヒーローにしたキャラクター「折り紙戦士ヤッコマン」を考案。その4コマ漫画を描いて友人に見せると「意外とウケた」ことからテーマソングを作り、友人らとCDを制作。関西を中心にライブなどで披露している。

 今年で4回目を迎える同ライブでは、「折り紙戦士ヤッコマン!!」のテーマソングをはじめとした15曲を披露。恋と修行の間で揺れる女忍の心情を歌った「忍ぶれど」や、平和な家庭に育った子ども、ジャックとニックが弱肉強食の世界を目の当たりにする「動物の歌」など、駄じゃれや言葉のひっかけを多用した曲で会場の笑いを誘った。自作の紙芝居と曲については、「こんな下らないことを言うために描いてたの?っていうオチが好き」だという。

 一昨年勤めていた会社が倒産し、それを機に現在の活動に力を入れているという本町さん。現在はアルバイトをしながら、月2回のライブ活動とイラスト制作の仕事をしている。今後の活動について、「紙芝居も曲も増やしてとにかく見てもらいたい」と意欲を見せ、「子どもから大人まで楽しんでもらえると自負している。とても楽しい芸なので、誕生日やお正月、宴会など出張するので呼んでもらいたい」とアピールする。

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