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天満天神繁昌亭で「夏休み こどもらくご会」 伝統芸能で笑って思い出作りを

「繁昌亭・夏休み こどもらくご会」の告知ポスター

「繁昌亭・夏休み こどもらくご会」の告知ポスター

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 「繁昌亭・夏休み こどもらくご会」が8月12・13・16日、大阪天満宮裏の寄席「天満天神繁昌亭」(大阪市北区天神橋2)で開催される。

過去の開催の様子

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 同館が子どもに伝統芸能の世界に触れてもらうことを目的に2016(平成28)年3月から開催してきた同イベント。毎年、チケットが売り切れるほど人気で、夏休みの開催は今回が初。落語家が解説を交えながらゆっくりと演じてくれることから、過去の参加者からは「落語は難しいと思っていたが、楽しい話ばかりだった」「また来たい」と好評を得ているという。

 12日・13日は小学校低学年向けの内容。16日は小学校高学年向けの内容で開催する。出演者は全て日替わりで、桂團治郎さん、桂あおばさん、笑福亭鶴太さんら若手から中堅の落語家による落語や解説が聞けるほか、ラッキー舞さんの「太神楽曲芸」や松旭斎天蝶さんの手品など寄席の演芸を用意。普段は舞台袖で演奏している寄席囃子(よせばやし)の三味線や太鼓によるコンサートもある。

 会を企画した上方落語協会の秋澤聡さんは「遠方へ出かけるのが難しい夏休みになってしまったが、コロナ対策を万全に施した繁昌亭で大阪の文化に触れながら思う存分笑ってほしい。夏休みのいい思い出になれば」と話す。

 各日とも10時30分開演。料金は、大人=1,500円、高校生以下=1,000円。定員は各公演とも102人で全席指定。未就学児は入場不可。

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