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梅田に「P2C商品開発支援拠点」 飲食事業者の「新しい働き方」を提案

P2C商品開発支援拠点「CANNATUREL KITCHEN&BASE」

P2C商品開発支援拠点「CANNATUREL KITCHEN&BASE」

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 飲食店事業者や料理人などを支援するP2C商品開発支援拠点「CANNATUREL KITCHEN&BASE」(大阪市北区堂山町17、TEL 06-6374-8155)が7月15日、梅田・堂山にオープンする。運営はエイチアンドダブリュー(大阪市)。

マーケティングディレクターの杉田佳奈美さんと代表取締役CEOの橋爪敦哉さん

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 「デリシャス缶詰」をはじめとする、日本産食材を使った加工食品のD2C共創プラットホーム「CANNATUREL(カンナチュール)」を運営する同社の新たな取り組み。コロナ禍に直面したことで、「新たな働き方を模索する飲食店事業者や料理人に対して、P2C商品開発の支援ができたら」と同施設をオープンした。

 施設では、これまでP2C展開として試験的に行ってきた「CANNATUREL PLUS」のノウハウを活かし、調理キッチンサービスや、リモート撮影サービスのほか、撮影スタジオ、商品開発マーケティング支援、各種デザイン制作、ECサイト構築と運用支援などの機能を備える。試食会の開催や、デリバリー拠点としての利用にも対応する。同所に施設を構えた理由として、同社代表取締役CEOの橋爪敦哉さんは「まずはデリバリーのしやすさ、アクセスの良さも考慮して北区を選んだ」と話す。

 入り口近くには「CANNATUREL KITCHEN」として、缶詰やカレーなどの商品を販売するスペースを作った。常時60種類の商品を用意し、「ゆくゆくは、購入した商品をその場で食べることができるカウンターを設ける予定」と橋爪さん。今後、各地の特産品やワインなども用意するという。

 橋爪さんは「この施設が良い目立ち方をすれば、飲食店事業者や料理人などに対してさまざまな働き方を提案できる。一緒に良い商品を生み出して世間にシェアしていけたら」と意気込む。

 営業時間は11時~20時。日曜定休。新型コロナウイルスの影響で営業時間変動の場合あり。

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