有機ガラス管を使ったソニー高級スピーカーシステム、梅田で先行展示

ソニースタイル ストアに展示中の「Sountina(サウンティーナ)」

ソニースタイル ストアに展示中の「Sountina(サウンティーナ)」

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 梅田の「ソニースタイル ストア」(大阪市北区梅田2、ハービスENT4階、TEL 06-6344-5410)で、6月20日発売のスピーカーシステム「Sountina(サウンティーナ)」が先行展示されており、注目を集めている。

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 同商品は、5月28日にソニーが発表した新型のスピーカーシステムで、アンプ内蔵の3ウェイスピーカー。高音域を受け持つユニット、トゥイーターの振動板に高さ約1メートルの有機ガラス管を採用し、ガラス下のアルミ部分にミッドレンジ、本体底部にウーファーを内蔵する。ガラス管の下に配置された4つの加振機が独立して駆動することにより、ガラス管全体を細かく振動させて音を360度へ均一に広げる仕組みで、この駆動システム「バーティカルドライブテクノロジー」開発に3年の月日を費やしたという。

 通常のスピーカーは右用、左用とあり、正面に向かって音が出るためリスニングポイントが決まっているが、同商品は1本での使用で音が360度に広がり、高さや距離にかかわらず広範囲がリスニングポイントになるのが特徴。個人での利用のほかに、ホテルのロビーやパーティルームなど、人が多く集まる場所での利用にも適しているという。現在展示を見に訪れているのは、単体のスピーカー購入者層よりも年齢が若く、女性も多いという。音楽をインテリアとして楽しみたい人や何らかの店を構えている人もいるようだ。

 ガラス管に使用している有機ガラスは水族館などでもよく使われるもので、透明度が高く、強度がある素材。倒れた場合にもガラスが飛び散ることが少ないという。ガラス管の中はブルー、アンバー、パープル3色のイルミネーションで彩り、インテリアや好みに合わせて色を切り替えたり、明度を調節したりできる。本体下部の外装にはメタリックなシルバーを採用し、1頭から2枚しか取れない上質な国産牛革製のスリーブが付属する。今後、ユーザーからの要望があれば、スリーブのカラーバリエーションも増やしていく予定だという。

 商品説明担当者は「こだわりを持って作っていることと、スピーカーの新しいスタイルを提案していることを知ってほしい」と話す。

 希望小売価格は105万円。商品サイズは、高さ約184.5センチ×幅32.5センチ、質量は約12.5キログラム。商品は受注生産で、納期は約1カ月。

AV/Hi-Fiオーディオ ソニーソニースタイル ストア梅田・ソニースタイル ストアで有機ELテレビ、一般向けに先行展示(梅田経済新聞)

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