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ルクア大阪にレストラン「ビルズ」 いか焼きから着想の新料理も

関西初出店となった「ビルズ 大阪」

関西初出店となった「ビルズ 大阪」

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 JR大阪駅の「ルクアイーレ」(大阪市北区梅田3)7階に11月3日、レストラン「ビルズ」の関西1号店がオープンする。

「いか焼」から着想を得た「タコのグリル」

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 国内では東京4店、神奈川2店、福岡1店のビルズ。店の内装・調度品から皿の柄、料理のレシピ、盛り付けに至るまで全てオーナーのビル・グレンジャーさんが手掛けている。

 出店に先立ち2度来阪したグレンジャーさんは、阪神百貨店で名物「いか焼」やたこ焼きを堪能。大阪の街に「にぎやか、活気、カラフル」な印象を持ったという。「ビルズ 大阪」にはグレンジャーさんが感じた「大阪」が色濃く反映された。地域を表す色として皿には原色に近い黄色を採用。さらに「わずかに横浜赤レンガ倉庫店に1品あるのみで、異例」(広報担当者)という地域限定メニューを3品開発した。

 大阪の食文化に「タコへの愛」を感じ取ったというグレンジャーさん。「bills たこ焼き ドーナッツ」(864円)は、たこ焼きの見た目を忠実に再現した遊び心あるスイーツ。マヨネーズをホワイトチョコレート、ソースをカシスソース、青のりを抹茶パウダーで表現。ドライパイナップル、ラズベリークリームの酸味で甘さも程よく調整している。

 もう一品は「いか焼」から着想を得たという「タコのグリル」(1,404円)。タコの食感と、ポテト、オリーブオイル、ニンニクを合わせた「スコルダリア」の滑らかな舌触りを一緒に楽しめる。そのほか、同じく地域限定の「タピオカチップス」(756円)や、定番の朝昼メニュー「オーガニックスクランブルエッグ」(1,533円)、「リコッタパンケーキ」(1,620円)などを提供。

 店内は慌ただしい駅ビル立地を考慮してセピア色を基調にし、くつろぎを重視した。店舗面積は約400平方メートル、席数は118席。営業時間は8時30分~23時。

 1993年にグレンジャーさんがオーストラリア・シドニーで創業したビルズは、食材の味を生かした家庭的で素朴な料理で人気を集めた。中でもスクランブルエッグは「世界一の卵料理」と称された。アメリカ、イギリス、韓国にも進出し、日本には、2008年に「七里ヶ浜」店(神奈川県鎌倉市)で初出店した。

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