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阪神梅田本店で「有名駅弁とうまいもんまつり」 各地の駅弁260種集結

大勢の人でにぎわう会場の様子

大勢の人でにぎわう会場の様子

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 阪神梅田本店(大阪市北区梅田1)8階で1月25日、全国各地から駅弁を集めた「阪神の有名駅弁とうまいもんまつり」が始まった。

創業100年を超す老舗の名物駅弁「うえのあなごめし」

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 毎年1月中旬から下旬に開催している同イベントは同店恒例の名物催事。17回目の今回も、開店前の店頭にチラシを持った大勢の客が列を作った。

 駅弁5000個以上を食べ、「駅弁の女王」と呼ばれる旅行ジャーナリスト・フードアナリストの小林しのぶさん監修の下、北海道から鹿児島県までの駅弁約260種を販売する。小林さんは駅弁や空弁を紹介する「ニッポン駅弁大全」(文芸春秋)などの著書もある。

 注目は、創業100年を超える山陽本線宮島口駅の老舗駅弁「うえのあなごめし」(1,944円)。店内調理のできたてで提供する「実演販売」を行い、昨年は販売数各日400個だったところ、今年は800個に増やした。催事部スタッフ長の連藤誠一郎さんは「開場と同時に整理券を配布するが、毎回約1時間で配り終わる」と話す。

 実演販売はほかに、山陰本線鳥取駅の「焼きガニべんとう 鳥取のかに小屋」(1,600円)や、佐世保線武雄温泉駅の「佐賀牛ロースステーキ&すきやき弁当」(1,998円)など約60種で行う。

 年配客が多く来店するという同イベントでは、女性や若い世代にも来てもらおうと全国各地の駅弁11社が各地域の特色を生かした「OLランチ弁当」も販売(各日販売予定数各20個)。女性が好む野菜を取り入れるなどの工夫も凝らす。

 連藤さんは「海の幸や山の幸など各地域の特性を生かした商品をそろえた。イートスペースもあるので、お昼ご飯などにも利用して」と話す。

 営業時間は10時~20時(最終日は17時まで。地下1階~2階=水曜~土曜は21時まで)。今月31日まで。

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