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うめきた広場で「パインの日」PR-沖縄県産高級パインが初上陸

沖縄県産の高級パイナップル「ゴールドバレル」と「ハワイ種」を試食

沖縄県産の高級パイナップル「ゴールドバレル」と「ハワイ種」を試食

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 「パインの日」である8月1日、グランフロント大阪うめきた広場内「SHUN * SHOKU LOUNGE」(大阪市北区大深町)で沖縄県産の高級パイナップル「ゴールドバレル」の試食イベントが開催された。

沖縄県産高級パイナップル「ゴールドバレル」

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 沖縄県のパイン園では缶詰用のパイナップルを生産してきたが、1990年にパイナップルの輸入自由化が開始。パイン園では対策として、その前年から生食用に特化したパイナップルの品種改良や栽培方法に取り組み始め、高級パイナップル「ゴールドバレル」が誕生した。

 ゴールドバレルは糖度が高く酸度が低いのが特徴で、「糖度と酸度のバランスがいい」と沖縄県農林水産部流通政策課販売戦略班の長浜隆市さん。価格は、一般に広く流通している「ハワイ種」が1個約200円であるのに対し、ゴールドバレルは約2,000円。栽培が難しいため生産量が少なく、沖縄県内での知名度もまだ低いが、「贈答用、果実専門店での販売を目指している」と意気込む。

 沖縄県パイン・果樹生産振興対策協議会は、輸入自由化が開始された1990年に収穫最盛期の消費拡大を目指して8月1日を「パインの日」に制定。今年は初めて大阪で「ハワイ種」と「ゴールドバレル」をセットにした試食イベントを開き、沖縄県産のパイナップルをPRした。

 試食した女性たちは「ハワイ種は普通のパイナップルだが、ゴールドバレルは苦味がなくて柔らかい」「だいぶ甘いので酸っぱいのが嫌いな人でも食べられそう。ジュースにもできそう」などと話していた。同店では、「パイナップルとシークワーサーのスムージー」(450円)も今月31日まで販売する。

 大阪ステーションシティ・サウスゲートビルディングのレストランフロア「うまいものプラザ」では同日より「沖縄グルメフェア」を開催。全22店で沖縄食材を使った期間限定メニューを提供。すし・日本料理「うを佐」の田中睦男料理長は「すし屋なので、今までほとんど沖縄の食材を使ったことがなかった」というが、「アグー豚は脂があっさりしているのですし屋の料理でも合う。海ぶどうやモズクも口当たりが良く、来年の夏のメニューで定番化してもいいかも」と話す。

 沖縄グルメフェアは今月11日まで。

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