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小椋ケンイチさん、茶屋町でチャリティートーク-大阪から被災地へエール

右から小椋ケンイチさん、浅田麻莉さん、太田アリスさん

右から小椋ケンイチさん、浅田麻莉さん、太田アリスさん

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 NU茶屋町(大阪市北区茶屋町)で3月21日、メーキャップアーティストの「おぐねー」こと小椋ケンイチさんによる東北地方太平洋沖地震チャリティーイベントが開催された。

募金協力者に声を掛ける小椋さん

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 開催中のスプリングフェスタのメーンイベントとして企画された「NU茶屋町でキレイになるスタイリング講座AtoZ」。19日にはミスキャンパスファイナリストの太田アリスさん、20日にはJJ読者モデルの浅田麻莉さん、21日に小椋さんをゲストに招きイベントを開く予定だったが、震災を受け「東北地方太平洋沖地震チャリティーイベント・小椋ケンイチトークショー~被災地にエールを!~」に内容を変更した。

 イベント冒頭で小椋さんは「どうやってお肌の手入れを始めたらいいかを教えたい。女性が自信をもって顔を上げることで、周りの男性の消費も上がっていく。本来はメークを見てもらいたかったが、今日は派手にイベントをするよりトークを中心にしたい」とあいさつ。渋谷で街頭募金した時の様子などを話し、「関西の人なら震災を経験している人もたくさんいると思うので、みんなで一致団結しましょう」と呼びかけた。

 トーク前半では今年の春メークの傾向を解説。「メークのパターンが10年ぶりに変わった」といい、「これまではちょっとでも目が大きく見えるようにアイラインをたくさん引いていたが、男の人があまり振り返ってくれない。AKBの人気で、男の子は薄くてナチュラルなメークが好きってことが分かっちゃった」と持ち前の明るいトークを展開。「血色の悪いメークで男の人が喜ぶわけがない」「20年ぶりに口紅が復活するので、今年の春はピンクや赤の口紅を1本買ってもらいたい」「チークを頑張ってもらいたい」などとアドバイスし、「バブルの頃のように女の人が元気になってくれるのを願っている」と話す。

 終盤では、震災の話題に戻り節電を交えたトークも。髪を乾かす時は「下を向いて根元だけ乾かせば、後は放っておいてもすぐ乾く」「吸水性の高いタオルなどでよく拭いて、洗濯量を増やさないことで協力してもらえれば」などとアドバイスし、「電気はいくらでもあるものではない。今回の震災で考え直さなければいけないことがたくさんあった。考えてちゃんと気遣える人になりたい」と話す。

 トークの最後には、「本当に東日本は元気がない。大阪から元気が東の方に伝われば。早く落ち着いた日がくるのを願っている」といい義援金への協力を呼びかけた。会場にいた観客らは次々とステージに上がり募金の協力。小椋さんは、募金協力者一人ひとりと握手をしたり声を掛けたり記念撮影に応じたりした。集まった募金は日本赤十字社へ寄付される。

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