大阪市内の猫好き4ギャラリーで合同「猫展」-フリーペーパー発刊も

猫グッズで埋め尽くされたギャラリー

猫グッズで埋め尽くされたギャラリー

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 北浜の「10Wギャラリー(テンワットギャラリー)」(大阪市中央区平野町1、TEL 06-4707-4356)で5月9日、猫作品を展示販売する恒例の「猫ふんじゃったなギャラリー」が始まった。

ギャラリーに常駐する白猫のクーちゃん

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 2003年から始まった同展は今年で7回目。今回は61人の作家が、猫をテーマにしたポストカード、陶芸品、木工品、布物、雑貨類、DVD、写真集などを出品し、ギャラリー内を所狭しと埋め尽くしている。同店オーナーの酒井章子さんは「好きこそのエネルギーを注いだグッズが安い価格で出品されている」といい、初日で完売してしまう商品も。「猫でいっぱいの空間を楽しんでほしい。お見立てゲストに白猫のクーちゃんもいます」と話す。

 今年は「昨年から企画していた」という猫好きの4ギャラリー合同で「猫ふんじゃったなギャラリーたち」を開催。「gallery magot」(西区新町)、「ギャラリーパライソ」(中央区西心斎橋)、「Gallery Volver」(中央区淡路町)と同ギャラリーの4店で5月に猫展を開催する。

 猫展開催に合わせ、合同で「猫ふんじゃったなフリーペーパー vol.1」も4月27日に発刊。同紙は、近くに住む本城和子さんに「大阪城公園に住むノラ猫にえさをやりに行きませんか」と誘われたことがきっかけで、10年にわたり大阪城公園の約350匹の猫にえさをやり、避妊手術や病気の猫を治療し里親探しなどの活動を行っている本城さんや個人で活動している人を応援したいと発刊したもの。同紙面の広告収入やギャラリーでの売り上げの一部、同展開催中に設置する募金箱などから寄付するという。

 掲載記事は「猫ふんじゃったなblog」に投稿された猫と飼い主とのエピソード、猫目線の立場で言いたいこと、里親募集、猫のために活動している人や団体の紹介など。酒井さんは「猫のために活動をしている人は年配の方が多いので、サイトで里親探しの手伝いができれば」と話す。

 開催時間は14時~19時。今月22日まで(開催期間、時間はギャラリーごとに異なる)。

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