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グランフロント大阪、「Umekikiプロジェクト」始動-マルシェやライブクッキングも

北館1階「ナレッジプラザ」で開催中の「Umekiki47マルシェ」

北館1階「ナレッジプラザ」で開催中の「Umekiki47マルシェ」

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 グランフロント大阪(大阪市北区大深町)で10月18日、食文化の発信と食育活動を目的とした「Umekiki(うめきき)プロジェクト」が始動し、キックオフイベント「Umekiki秋のおいしい食祭」が始まった。

長野県、鳥取県のブース

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 「グランフロント大阪 ショップ&レストラン」に出店する全266店舗のうち約80店舗を飲食店・食物販店で構成する同施設。「こだわりを持ち、食文化や食材の安心・安全への理解が深い店が多いことから、調理法と食材両方に日を当てることができないか」(阪急阪神ビルマネジメントPM事業本部の冨田聖二さん)と同プロジェクトを立ち上げた。

 キックオフイベントでは今月18日~20日の3日間、北館1階「ナレッジプラザ」で「Umekiki47マルシェ」を開催。和歌山県・左向農園の紀州南高梅や、神戸市・小林ファームの黒枝豆、サツマイモ、奈良・五條市のたねなし柿、新高梨など、近畿2府4県、三重県、長野県、鳥取県、高知県から生産者が来場し、自ら野菜や果物を販売する。滋賀県の夢ごこち「園田耕一の米 えんこう米」一枡盛り放題100円、三重県の極早生みかん詰め放題1袋500円などのブースも。今月24日からは毎週木曜日、うめきた広場地下1階で近畿圏の食材を中心とした「Umekiki木曜マルシェ」を開く。

 ステージでは、美や健康をテーマにした食にまつわるトークと同施設内のシェフが調理実演する「Umekikiライブクッキング」を各日開催。19日は「Anecan」専属モデル・高垣麗子さん、「和食 日本料理 大坂ばさら」の小山裕久さん、「ラッフィナート」の小阪歩武さん、20日は元・ラグビー日本代表の大畑大介さん、「リュミエール大阪KARATO」の唐渡泰さんが登場し、観覧者にはオリジナルレシピを進呈する。会場内ではマルシェで販売する食材を使い、同施設内のグロッサリー店舗が調理した料理を試食できる「Umekikiひとくちレストラン」も展開。初日はスタート直後から試食を求める列ができた。

 11月4日までは、高知県の「四方竹」、鳥取県の「大山ブロッコリー」、長野県の「村山早生ごぼう」、三重県の「伊勢いも」を使った特別メニューを同施設内の47店舗で提供。「協力的な店舗が多く、珍しい食材にテンションが上がっているシェフも多かった」と冨田さん。館内に設置するフリーペーパーには各メニューのポイントなども書かれている。

 今後は年3回のペースで同様のイベントを開くほか、食材の生産地を訪ねる「Umekiki生産地ツアー」、館内のレストランシェフが講師を務める「Umekiki料理教室」などを展開予定。「食に対する楽しみ方や知識を増やしていただき、食に興味、関心を持っていただければ」

 マルシェの開催時間は、19日=11時~20時、20日=11時~18時。

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