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角川マガジンズ、「関西夏ウォーカー」発売-天神祭・淀川花火大会特集も

「関西夏ウォーカー買ってください!」とPRする藪編集長

「関西夏ウォーカー買ってください!」とPRする藪編集長

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 タウン誌「関西ウォーカー」などを手掛ける角川マガジンズ(大阪市西区江戸堀)は5月25日、季節ムック本「関西夏ウォーカー」を発行した。

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 これまで本誌の特集とバッティングするなどの理由で発行していなかったが、「花火だけでなく、海やプール、ドライブプランなど6月から9月までずっと使える本を作り、今までの関西ウォーカー読者以外の人にも読んでもらいたい」(関西ウォーカー編集部)と、初となる季節ムック本を発行。同編集部に勤めて10年目となる同誌デスクの薮伸太郎さんが初めて編集長を務めた。

 誌面では、花火や祭りなどのイベントと「日帰りひんやり旅」の2本をメーンに、全573スポットを紹介。花火大会はスケジュールの決まっている75大会を掲載し、「なにわ淀川花火大会」や「天神祭奉納花火」を特集する。

 「なにわ淀川花火大会」では、十三エリア、塚本エリア、梅田エリア、西中島南方エリアそれぞれの場所取りリミット時間、駅の混雑する時間、観覧席の状況、帰りの利用駅などを、過去数年の現地調査データを基に掲載。エリアマップには花火の打ち上げ場所やビュースポット、コンビニ、トイレなどを記載し、最寄り駅と終電時間なども掲載する。花火終了後は周辺の店などが混み合うため、昨年の調査から「大バコ」「営業時間が遅い」「混雑しないエリア」をピックアップし紹介する。

 「今夏も節電が叫ばれるであろうことから企画した」(薮編集長)という「ひんやり旅」では、大阪市内から3時間以内で行ける「涼スポット」64カ所を紹介。「車を降りてから歩くと暑いので、駐車場から徒歩10分以内の場所を選んだ」という、河内長野市の「光滝(こうたき)」や「箕面大滝」、年中気温が12度の洞窟「河内の風穴」などを掲載する。薮編集長のおすすめは、リフトから「徒歩0分」で絶景が広がるびわ湖バレイ。「木陰にあるハンモックも気持ちがよく、専用器具を使ってワイヤを滑走する『ジップラインアドベンチャー』は別の意味でひんやりする(笑)」

 同誌では、夜景やライトアップ、ホタルイベント、「SA/PA 道の駅ご当地グルメ」、露天風呂、工場見学、海、プールなどの「夏のおでかけカタログ」なども掲載。とじ込み付録には、スーパー銭湯の入浴料が100円、焼き肉、ウナギ、ハモ、ラーメンなどのグルメが半額になるクーポンを付けた。

 「クーポンを使ったらすぐにこの本の元が取れる(笑)。売れたらまた秋や冬に発行できるかもしれないので買ってください!」と薮編集長。

 A4サイズ、130ページ。580円。

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