
鶏と麺にこだわったタッカンマリ専門店「酒と女と鶏と麺」(大阪市北区曽根崎新地1、TEL 06-6467-8388)が4月16日、北新地にオープンした。運営は「Cozy」(同)。
ミシュランガイドで一つ星を獲得した中華料理店「Chi-Fu(シーフ)」(北区西天満4)出身の料理長が手掛けるタッカンマリと冷麺が看板メニューの同店。現在は両メニューを含むコース1種類(9,680円)のみを提供する。約17坪の店内に、テーブル席、カウンター席(現在使用中止)、個室、ペア席を設ける。
タッカンマリは、福島県産の伊達鶏を丸ごと1羽使ってダシを取った中華風の白湯スープがベースの料理。具材に別の伊達鶏のモモ肉とムネ肉、九条ネギ、ジャガイモ、玉ねぎを入れ、ポン酢とよだれ鶏のソースで食べる。追加食材としてフカヒレを細くした「フカヒレ散翅(サンツ―)」(1人分60グラム=2,200円)も用意する。タッカンマリは〆にリゾットとして提供し、追加食材として「トリュフ」(1人分=2,750円)も用意する。
ドリンクはビール、ハイボール、焼酎、ワイン、日本酒などのほか、北新地にあった有名韓国料理店「ほうば」から仕入れた「ほうばのマッコリ」(ボトル=4,950円、グラス=1,100円)も提供する。
総支配人の森本幸司さんは「タッカンマリと言えば韓国料理にある鳥1匹使った水炊きのイメージだが、そのイメージにとらわれず、全国の鳥料理、水炊き、タッカンマリなどを食べ歩き、厳選した鶏と独自のスープで作り上げた。大変な時代だが、こんな時代だからこそ安全に楽しんでいただける店作りを頑張りたい」と話す。
営業時間は17時~24時(現在は時短営業中)。日曜・祝日定休。