発酵素材を使ったスイーツ専門店「P.P.HAKKO(プチ・プランス・ハッコウ)」が9月1日、大丸梅田店(大阪市北区梅田3)地下1階にオープンした。運営はプチ・プランス(東淀川区)。
チーズや発酵バター、みそなど、栄養価が高く、素材のうまみを引き出すことができるという発酵素材を使ったスイーツを販売する同店。健康意識の高い30代以上の女性をターゲットに、1978(昭和53)年に上新庄で創業したスイーツ店「プチ・プランス」の新ブランドとして出店する。
店頭には、スイーツ約10種類が並ぶ。天然酵母で発酵させた生地に、イチジクやレーズンなど6種類のフルーツとシナモンなどのスパイスを合わせた「シュトーレン」(2,484円)、白みそと甘酒を生地に練り込んだ「発酵バターのフルーツケーキ」(2,160円)、チョコレートやオレンジを使った生地に隠し味として赤みそと甘酒を合わせた「発酵バターのチョコレートケーキ」(2,700円)などをそろえる。
「プチ・プランス」で人気だというレモンケーキをベースに、発酵バターとレモンビネガーを合わせた「HAKKOレモンケーキ」(5個入り、1,512円)、発酵バターを使ったフランス・ブルターニュ地方の伝統菓子「ガレットフルトンヌ」(216円)、ココアやチョコレート、紅茶、チーズなどの味が楽しめる発酵バターのクッキー(各108円)など焼き菓子も用意する。
パティシエの天野真斗さんは「何かに特化したブランドを作りたいと思い発酵素材を使ったスイーツにチャレンジした。発酵素材の新たなおいしさを発見してもらえれば」と話す。
営業時間は10時~20時。