
阪急うめだ本店(大阪市北区角田町)3階に3月31日、Z世代(1990年中盤~2000年代以降に生まれた世代)のバイヤーによるイベントスペース「Something Good Studio(サムシンググッドスタジオ)」がオープンした。
売り場には、入社3年目を中心としたZ世代の若手社員がバイヤーとなり、「直感的にいいと思う自由な感性」でセレクトした商品が並ぶ。ウエアからフードまでジャンルにとらわれないアイテムを集める。1~2週間単位でブランドを入れ替えて展開する。売り場名は、「何かいいことあったらいいな」というときに使う言葉「Something Good」にちなみに名付け、「そこに行けば何かいいことがありそう」と予感させる売り場を目指すという。
今回、バレンタインやパン、スイーツなどのイベントに来店するZ世代に対し、より定期的な来店を促そうと企画。バイヤーは、社内公募により選ばれた個性のある趣味やライフスタイルを持つ社員4人。企画、バイイング、セールス、プロモーションまでを同じメンバーで一貫して行う、同店では異例のプロジェクトとして進行した。ファッションMD開発部の永尾元道さんは「Z世代に支持される売り場づくりをするため、彼女たちのやりたいことに対し『NGを言わない』と決めサポートをした」と話す。
4月6日まで「うちらがヒロイン」をテーマに、イラストレーターNuiさんが描いた1980~2000年のアニメヒロイン像からイメージするアイテムを集める。「ガーリー」なウエアを展開する「berin」、「theVirgins」(4月1日~)や、ジェンダーレスなウエアブランド「Rose thorns」、アクセサリーブランド「FUIUCHI」、フルーツサンド専門店「千馬MIYABI」の5ブランド。4月7日~13日は、バイヤーのお薦めやSNSで話題のクリエーターが手掛けるアート作品や雑貨を紹介する。
バイヤーを務めるナミさんは「バイヤーをしたくて百貨店に就職し、夢がかなった。『等身大』をキーワードに自分たちが好きなものを集めて販売し、店頭でお客さまと接することで手応えを感じる。インスタグラムやユーチューブで同世代に向け情報を発信し、バイヤーのファンになって会いに行きたくなる売り場を目指したい」と意気込む。
営業再開は10時~20時。