梅田・桜橋西にサンケイビル(東京都千代田区)と不二鉱材(大阪市北区)が計画中の複合ビルが2月1日に着工した。2021年春に客室数389室の「ホテルインターゲート大阪 梅田」が開業する。
場所は、国道2号線沿いの桜橋西交差点北西角地で、「ハービスOSAKA」の南側。両社が共同所有する「新サンケイビル」と、サンケイビル所有の「サンケイビル別館」を解体し、跡地1738平方メートルにホテル・オフィス・店舗の複合ビルを新築する。
建物は高さ約70メートル、鉄骨・RC造り地下1階地上18階塔屋1階建て、延べ床面積1万6961平方メートル。設計・施工は竹中工務店が担当する。
JR大阪駅と地下鉄・西梅田駅に近く、交通利便性が高い立地を生かし、ビジネス客と国内外観光客の取り込みを狙う。
ホテルは、サンケイビルのグループ会社、グランビスタホテル&リゾート(東京都千代田区)が運営する。同社運営の「ホテル インターゲート」は現在、「京都 四条新町」「東京 京橋」「広島」の3施設。来月には石川県金沢市に4施設目のホテルを開業する。