阪急うめだ本店(大阪市北区角田町)1階のシースルーウインドーに11月13日、クリスマスシーズン恒例の「雪降るウインドー」が登場した。
梅田のクリスマスの風物詩として25年以上親しまれてきた「雪降るウインドー」。2004年からは同店のクリスマスキャラクターに「リサとガスパール」を起用し、オリジナル原画を使ったオリジナルストーリーのウインドーディスプレーやショッピングバッグ、最新刊の原画展などを展開している。
昨年6年ぶりに全面開通した南北コンコースには、6×4メートル、7面のシースルーウインドーが復活。今年は原作者が同店のために描き下ろした原画「リサとガスパール アイスパレスへいく」を基に、10年目を記念して過去に登場したシーンを使用したオリジナルストーリーを展開。阪急梅田駅側のウインドーから順にストーリーが進むディスプレーになっており、7面のうち1面で過去のアーカイブを紹介している。雪が降り人形が動くディスプレーの前では、朝から多くの人が足を止め写真撮影を楽しんでいた。
9階「阪急うめだギャラリー」では同日より、「リサとガスパール絵本原画展2013」を開催。今年の描き下ろし原画をはじめ、過去のクリスマスキャンペーンのために描き下ろした原画を一堂に集めて展示。最新刊「リサとガスパール ゆうえんちへいく」の原画を日本初公開するなど、100点以上を展示する。同ギャラリー入り口横では、10周年記念企画として過去の原画を対象にした人気コンテストの結果を発表。上位3位には、1位=2007年「メリークリスマス!」、2位=冬のゆうえんち、3位=HAPPY TOGETHER CHRISTMAS」が選ばれた。入場料は、一般=700円、大学生・高校生=500円、中学生以下無料。開催時間は10時~20時(金曜・土曜は21時まで、最終日は18時まで)。
同ギャラリー前の「アートステージ」では、同店限定販売のぬいぐるみ(2,100円)、缶キャンディ(567円)などのグッズを販売。今年の原画を使ったタオルやクリアファイルなども先行販売する。
同フロアの「カフェ ルパン」も期間中、「リサとガスパール クリスマスカフェ」に仕様を変更。「リサ」をかたどったライスと野菜で仕上げた「リサの甘口カレー」(900円)や、カップが持ち帰れる「リサとガスパールのパンケーキ」(1,400円)など10種類のオリジナルメニューを提供する。
「リサとガスパール絵本原画展2013」、グッズ販売は今月25日まで、「雪降るウインドー」「リサとガスパール クリスマスカフェ」は12月25日まで。