大阪天満宮（大阪市北区天神橋2）で2月16日～24日に開催される日本最大の梅酒コンテスト「第7回 天満天神梅酒大会」のホームページが更新され、今年の出品梅酒・リキュールが発表された。

　梅に縁の深い菅原道真を祭る大阪天満宮を会場に、地域活性化と梅酒市場のさらなる発展を目指して開く同イベント。全国の酒蔵から自慢の梅酒・リキュールが集められ、一般参加者の試飲による人気投票、一般投票で選ばれた上位各10銘柄をソムリエや専門有識者がブラインドテイスティングで採点する最終審査を経て、優勝銘柄に「天下御免」の称号を授与する。昨年は、梅酒314銘柄、リキュール161銘柄が出品し、梅酒部門2万2000票、リキュール部門1万6000票の票を集めた。

　今年は、梅酒311銘柄、リキュール165銘柄の計476銘柄が出品される予定。実行委員会の大江雄仁さんは「東北の震災の影響で出品できない酒蔵もあり、震災の影響の深さを感じた。梅酒では、例年以上に今大会に合わせたかのように新商品が出品されており、リキュールでは甘いお酒が多い」と今年の傾向を話す。

　昨年は多くのマスコミにも取り上げられ入場を待つ列ができていたため、今年はファストパスチケット制度を導入。日時を指定する代わりに優先的に試飲ブースへ入場できるものだが、発売と同時に購入する人も見られ、現在は残りわずかとなっている。

　「今年は土日を2回挟むので、お越しいただきやすいのでは。グレードアップしているので、ぜひご来場を」と参加投票を呼び掛ける。実行委員会では現在、開催期間中のボランティアスタッフを募集中。対象は大学生、大学院生、専門学校生。詳細はホームページで確認できる。

　開催時間は10時～16時。試飲投票チケットは、前売り・当日ともに700円。制限時間内は自由に試飲でき、1人5銘柄に投票できる。前売りチケットは「酒　高蔵」（都島区）、大阪天満宮で販売。