新梅田シティ(大阪市北区大淀中1)で7月13日から開催されている「梅田お化け屋敷2012 ゆびきりの家」の来場者が9月3日、4万人を突破した。
これまで約40カ所のお化け屋敷を手掛けてきたお化け屋敷プロデューサー・五味弘文さんとMBSがコラボレーションした同お化け屋敷。五味さんのお化け屋敷が関西で「公演」されるのは今回が初めて。参加者には、孤独のうちに死んでしまった「あやこ」を屋敷の中から見つけ出し、成仏させるために「あやこ」と指切りをするミッションを与える。
新梅田シティに突然現れた「一軒家」と会場周辺に流れる「ゆびきりげんまん」の歌は開催前から話題になり、盆休み中は最長120分待ちの列ができるほどの人気に。「体験した参加者が発信するツイッターやフェイスブックなど、SNSでの拡散の積み重ねがさらに来場者を呼んでいる」とMBS事業局の荒井丈介さん。
20代を中心にカップルや家族連れ、外国人観光客らが訪れ、カップルでの入場では「入る前は女性の方が怖がっているが、中から聞こえてくる悲鳴を聞いていると野太い悲鳴が多い(笑)。女性の方が意外と大丈夫かも」。お化け屋敷から出てくると「『腰が抜けるってこういうことなんだ』という状態で座り込んでしまう人も多い」という。
開催時間は17時~21時。入場料は900円(未就学児の入場不可)。今月9日まで。