大阪市は3月14日、大阪市役所と24区役所で「東北関東大震災義援金」の受け付けを開始した。
設置場所は、大阪市役所1階南ホール案内所、北区役所1階ロビーと3階30番窓口前通路など。受け付け時間は9時~19時(土曜・日曜・祝日は17時30分まで)。
大阪市では、今月14日までにアルファ化米3万食、毛布7,800枚、乾パン1万食分、高度浄水処理水「ほんまや」4万7,696本分などの救援物資、消防派遣隊、医療チームなど大阪市職員282人を派遣している。受け入れ支援では、大阪市立総合医療センターでの患者の受け入れと、一時入居として市営住宅の空き住戸500戸を無償提供する。
現在、ボランティアや義援金の問い合わせが相次いでいるという同市では、救援物資については搬入ルートが確立されておらず、個人受け付けは行っていない状況を、ボランティアについては受け入れ体制が整っていないと回答しているといい、これらについては決定次第、ホームページなどで情報を発信していくという。災害ボランティアに関する情報は「大阪市ボランティア情報センター」のホームページで案内する。