メガネ・補聴器を販売する「メガネの愛眼」( https://www.aigan.co.jp/ )を運営する愛眼株式会社(本社:大阪市天王寺区、代表取締役社長:佐々 昌俊)は、子どもたちの眼の健康について心配する保護者の方々に向けて、「視力に関する眼の仕組みや、健康に保つための日常生活の送り方」などに関する出張授業を2025年2月6日(木)に実施しました。
子どもの視力低下が問題に
近年、子どもの視力低下が増えており、特に小学生の視力低下が問題視されています。スマートフォンやタブレットの使用がその主な原因とされています。文部科学省が発表した「令和5年度学校保健統計」によると裸眼視力1.0未満の者の割合は、学校段階が進むにつれて高くなっており、小学校で3割を超えて、中学校では約6割、高等学校では7割近くとなっています。
出所:令和5年度文部科学省・学校保健統計調査
出張授業を行ったきっかけ
子どもの頃から「眼の大切さ」を理解することは、眼の健康を守ることにつながります。愛眼が出張授業を行うに至った背景として、眼の重要性やメガネの正しい使用法を伝えるために、2023年から小学校への出張授業を始めたことがあります。今回は、この活動をご覧になった学校関係者の方からご連絡をいただき、奈良県内にある小学校で保護者を対象とした出張授業を行いました。平日の午前中に実施された出張授業には、約80名の保護者が集まり、熱心に講義を聞く姿が見受けられました。
出張授業を実施したこの学校では、毎年学校保健委員会を通して、子どもたちの健康について、学校・家庭・地域が連携して考える機会を設けています。今回は、保護者や担任から「子どもたちの視力について気になる」という声を受け、弊社が授業を行う機会を頂きました。
授業の内容について
今回の出張授業を担当した養護教諭の方に伺ったところ、4月と10月に実施した健康診断の結果、視力が著しく低下した児童がいたとのことです。児童からは「遅い時間や暗い場所でスマートフォンを見ている」といった話もありました。事前に保護者からの質問事項を集め、視力に関連する内容を講義に盛り込み、遠視・近視・乱視、眼の仕組みやリラックスさせる方法などに関する講演を行いました。
眼は近くのものをみると緊張状態にあります。5m~6m以上離れたところを見ているときはリラックス状態になるため、家の中ばかりでなく外遊びをさせることで、自然と遠くを見させ眼をリラックス状態に持っていくことができます。他にも子どもの視力を確認する上での聞き方を「見える?」でなく「読める?」と聞く方法など、もしかしたら子どもの眼が悪くなっているかも?と確認する、気づくようなポイントについて講義をしているときは特に、保護者の方たちも熱心に聞いておられました。
<授業の風景>
メガネの愛眼スタッフが講師となって授業を行いました。
出張授業に参加した保護者の声
- テレビやタブレットなど身近になっているので、子どもの視力について心配なことが多かったので本日の講演はとても興味深かったです。特にゲームの時間など毎日子供に注意しているので、講演内容を子どもに伝えようと思います。
- 今日のお話は、我が子に当てはまることばかり。自身の視力が悪いので子どもの視力についてあまり強く言えません。視力は遺伝が強いと聞いたことがあるので、その辺のお話も聞けたらよかったなと思いました。実際、子どものメガネを愛眼さんで作りましたがとても丁寧に検査などしてくれました。
- 学校健診で引っかかって眼科へ行きましたが目を休めるようにと言われました。具体的にどうしたらいいかよくわかりませんでしたが、今日の話で日常生活で使えそうなことをたくさん教えていただき、とてもためになりました。
- 子どもの視力が見えているのか確認の仕方がよく分かった。子どもの目の動きなどもっと注意したいです。
この他にも、「看板を見て読めるか確認したり、黒板の見え方など普段から注意して聞き取りをしようと思いました」といった声や、「子どもの視力のことを大人も含めてどう考えたらいいか、何に気を付けたらいいのかよくわかりました。」といった声もありました。
愛眼株式会社は次世代を担うこどもたちのために、眼の健康や自身の眼を大切に思ってもらう啓発的な活動を、今後も継続して実施していきたいと思います。
■会社概要
商号 :愛眼株式会社
本社所在地:〒543-0052 大阪市天王寺区大道4丁目9番12号
代表者 :代表取締役社長 佐々 昌俊
資本金 :5,478百万円
設立 :1961年1月11日
事業内容 :当社グループは、眼鏡・補聴器・サングラスその他関連商品を取り扱う
眼鏡専門店チェーンを展開しております。
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