ヨーロッパ長編映画11本をプレミア上映-ゲストも多数来日

未公開のヨーロッパ最新作の中でも「芸術性、社会性に優れた深みのある作品」を上映する。

未公開のヨーロッパ最新作の中でも「芸術性、社会性に優れた深みのある作品」を上映する。

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 11月3日から開催されている「第14回大阪ヨーロッパ映画祭」のメーンイベント「ヨーロッパ最新映画初上映」が11月23日から、リサイタルホール(大阪市北区中之島2、TEL 06-6203-7027)で開催される。

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 同イベントは、「日本におけるヨーロッパ映画の普及に寄与するとともに、日本とヨーロッパ諸国との相互理解を図り、関西の文化活動の発展に貢献する」ことを目標に、フランス出身でさまざまな国際映画祭の運営委員会にディレクターとして参加してきたパトリス・ボワトーさんの呼びかけで1994年に1回目が開催された。昨年まではメーン会場を海遊館(港区)にしていたが、環境、利便性向上のため、今年はリサイタルホールに移した。

 2006年のカンヌ国際映画祭で主演キャスト5人が主演男優賞を受賞した「デイズ・オブ・グローリー」や、2006年ロカルノ映画祭金豹賞を受賞した「クロスロード」、「パルプフィクション」で一躍有名になったマリア・デ・メディロスさん主演の最新作「あたたかな場所」など、日本初上映作品を中心に、世界各国で話題になった秀作長編映画11本を上映。「特に社会性・芸術性に優れている作品を厳選した」(広報担当者)という。

 期間中、「あたたかな場所」のマルコ・S・プッチオーニ監督や、「遅咲きの乙女たち」の監督で、スイスで最も注目されている若手女性監督のベティナ・オベルリ監督など、監督や主演俳優が多数来日。上映後は、ゲストとのディスカッションやサイン会など、直接交流できる場も設ける。

 チケットは、前売り=指定席1回券1,500円、自由席3回券3,000円、当日=自由席1回券1,500円、当日自由席3回券3,500円。同25日まで。

大阪ヨーロッパ映画祭リサイタルホールアンジェイ・ワイダ監督の絵コンテ展(梅田経済新聞)

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