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堂島に大阪初「フォーシーズンズホテル」 2024年開業へ、マンションとの複合タワー

建物の完成イメージ(南東側から望む)

建物の完成イメージ(南東側から望む)

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 フォーシーズンズホテルとレジデンスの超高層タワー開発プロジェクト「ONE DOJIMA PROJECT」(大阪市北区堂島2)の発表会が4月8日、堂島リバーフォーラム(福島区福島1)で行われた。

東京建物の野村均社長と建物模型(100分の1)

 東京建物(東京都中央区)、Hotel Properties Limited(シンガポール)、Four Seasons Hotels, Inc.(カナダ)の3社が共同で発表会を行った。堂島の電通跡地に高級ホテル「Four Seasons Hotel(フォーシーズンズホテル)大阪」と、高級マンション「Brillia Tower(ブリリアタワー)堂島」から成る超高層タワーを開発するもので、既に2020年8月に着工済みで、2024年の竣工を予定する。

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 建物は高さ約195メートルの49階建てで、延べ床面積は約8万2,566平方メートル。1~27階と38~49階にマンション466戸を、1~2階と28~37階にホテル客室178室を設ける。外観上はホテルとマンションの見分けが付きにくいようデザインされ、「帆」をモチーフにした優美な外観となる。建物の全体設計を日建設計が手掛け、施工はかつてこの場所に本社を構えていた竹中工務店が担当する。大阪で初めて「宿泊施設の整備に着目した容積率緩和制度」の適用による、大阪市の特定街区の都市計画決定を受けた開発となる。

 フォーシーズンズホテル大阪は、世界47カ国で119のホテルとリゾート、44のレジデンスを運営する「フォーシーズンズ ホテルズ アンド リゾーツ」が運営する高級ホテル。日本では東京と京都に3棟を運営しており、大阪には初進出となる。レストランのほか、カフェ、バー、バンケットルーム、スパ、ジムなどを備える。中でも37階のレストランフロアは、全世界のフォーシーズンズホテルの中で最も高層階に位置し、5つのエリアを壁ではなくガラスやスクリーン、アートなどで緩やかに区切ることで、「旅をするように訪れることができる」(インテリアデザイナーの小市泰弘さん)ようにするという。

 高級マンション「ブリリア」は東京建物が手掛ける高級マンションシリーズで、「ブリリアタワー堂島」はその「集大成」と位置付ける。専有面積は30~230平方メートル台で、天井高は2.7~4メートルと高く設定する。2階と43階にコンシェルジュを配置、エントランスには警備員が常駐する。最上階にはラウンジやパーティールームを設ける。南條史生森美術館前館長にアート監修を依頼し、共用部各所に50点を超えるアート作品を展示する。

 東京建物の野村均社長は「大阪ではアフターコロナを見据え、万博の開催など世界的認知度をさらに高める事業が多数控えている。その直前の2024年をONE DOJIMA PROJECTの街開きとする。宿泊特化型ホテルは供給過多だが、高級ホテルは足りない。ホテルと住宅との相乗効果を生みたい」と意気込む。事業パートナーで、世界15カ国でホテルやリゾートなどを展開するHotel Properties Limitedのマネジング・ディレクター、オン・ベン・センさんは「大阪には交通インフラが整っており、神戸や京都との接続も優れている。コロナ禍だが、中長期的に見て優れた投資物件」と期待を込める。

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