中之島公園、八軒家浜などで10月1日~3日、「水都にぎわい創出プロジェクト2010~River!リバー!りばー!(通称・リバリバ大阪2010)」が開催される。
同プロジェクトは、昨年、市民、企業、行政が共同で取り組み52日間開催した「水都大阪2009」に続き、水の都・大阪の復興を広く伝えるため開催するイベント。ステージイベントや体験型プログラムを多数用意し、川や水辺の魅力を発信する。
中之島公園会場内、中央公会堂南側の「水上ステージ」では、大阪出身の元メジャーリーガー・野茂英雄さんのトークショーや、元阪神タイガース・赤星憲広さんによる「水辺の野球教室」、セレッソ大阪アンバサダー・西澤明訓さんによる「水辺のサッカー教室」など、多彩なゲストを迎えステージイベントを開催。「水都でどんどこ 水辺の和太鼓オンステージ」や、大阪市立科学館による「星の観察会」なども行う。1日には、平松邦夫大阪市長と、中之島の歴史に詳しい大阪大学招聘(しょうへい)教授・高島幸次さんとのスペシャルトークショー「文学でめぐる水都大阪」も。
会場内には30を超えるブースを設置し、学び、遊び、癒やしの体験型プログラムを展開。摂南大学関連ブースでは、水道水の利き水体験や水中を動き回るロボットを作る工房、手こぎカヌーの試乗など、大阪工業大学関連ブースでは、人工イクラの作成実験や二足歩行ロボット操縦体験などを行う。水辺を望む会場には「足湯体験コーナー」も登場。
八軒家浜会場では、同イベントの目玉企画である「ウォーター・ファンタジア」を上映。昼は水と光のコラボレーション、夜は水とさまざまな映像をシンクロさせ、幻想的な空間を作り出すという。同会場では、8店舗のケータリングカーが登場する「はちけんやリバーサイドカフェ」や、山本能楽会による、水の環境問題をテーマにした新作能「水の輪」の上演も。連携イベント「OSAKA水上音楽パレード」では、大阪の河川で運航する観光船、屋形船、作業船、水上警察警備艇、調査船、カヌー、レガッタなど約40隻が大川に集結し、セレモニーでは女性競艇選手によるデモ走行も実施する。
開催時間は10時~21時。入場無料。各イベントの詳細はホームページで確認できる。