
10月15日の閉館を前に最後の開催となるビアガーデンが7月1日、ANAクラウンプラザホテル大阪(大阪市北区堂島浜1)5階の全天候型パティオで始まった。
ホテル開業翌年の1985(昭和60)年から続く夏恒例のビアガーデン。10月15日の閉館を前に最後の開催となる。今年は、ハワイで挨拶や感謝の気持ちを意味する「ALOHA」をテーマに「Beer Garden 2025 Grand Final -ALOHA-」と題して開催。ハワイ料理をイメージした約30種類の料理や約40種類のドリンクを2時間制の食べ飲み放題で提供する。席数は、屋外=268席、屋内=140席。
料理は、魚介と野菜を使うハワイ料理をアレンジした3種類の「ポキ」やタラモサラダなどの前菜をはじめ、ガーリックシュリンプ、ラムのスペアリブ、パイナップルとベーコンのピザなど。同ホテル宴会調理長の下森幹雄さんは「健康志向を意識して、野菜を使ったメニューを増やしている」と話す。客自身が麺を温めて作る担々麺も用意。スイーツは、パンケーキやチュロス、ミニケーキなどをそろえる。
ドリンクは、生ビールやハイボール、ワイン、サワー、カクテル、ソフトドリンクなど。専用のグラスをサーバーに置くと底の穴から渦を巻かせながらビールを注いでくれる「トルネードビール」も用意する。
下森さんは「金曜・土曜の予約は、約8割が埋まり好調。堂島川を望む開放的な空間で最後のビアガーデンを楽しんでほしい」と話す。
営業時間は18時~21時30分(土曜は17時30分から)。日曜・月曜定休。料金は、大人=7,000円、子ども(6歳~12歳)=3,000円。2時間制。5歳以下無料。8月30日まで。