阪急電鉄と阪神電気鉄道が11月30日、大阪・関西万博のラッピング列車の運行を始めた。
2025年に開催される大阪・関西万博の機運醸成を目的に開催500日前に当たる11月30日から運行を開始。阪急電車は、神戸線、宝塚線、京都線及び相互直通運転区間で、阪神電車は、阪神本線、阪神なんば線及び相互直通運転区間でそれぞれ運行する。
阪急電車の車両は、神戸線・宝塚線は「1000系」、京都線は「1300系」の8両編成各線1本。阪神電車の車両は、「1000系」の6両編成1本。両社の列車は、公式キャラクター「ミャクミャク」のヘッドマークを付け、車両には赤や青で大阪・関西万博のロゴマークや「ミャクミャク」などのデザインを施す。
阪急電鉄の広報担当者は「関西の鉄道事業者として機運を盛り上げていきたい」と話す。阪神電気鉄道都市交通計画部の飯塚亮さんは「阪神沿線だけでなく姫路から奈良まで運行する。多くの人に見てもらい万博の機運醸成に貢献できれば」とも。
運行期間は大阪・関西万博の会期終了まで。