千葉県のアンテナショップ「ちばI・CHI・BA」が10月4日、阪急大阪梅田駅(大阪市北区芝田1)2階中央改札内に期間限定でオープンした。
千葉県が農林水産物や観光などの情報発信や市場調査を行う同店。関東圏以外での認知拡大を目指し3月、大阪に初出店したところ、30~40代を中心に約8000人が来店したという。
店内には秋の旬を迎える農水産物やスイーツ、日本酒、同県のマスコットキャラクター「チーバくん」グッズなど約320種類の商品を用意。千葉の食に詳しいというコンシェルジュが常駐し、商品の魅力を紹介する。同県が12年かけて開発したオリジナル品種のナシ「秋満月(みつき)」の試食や同県の放牧場「須藤牧場」が手がける商品の試飲なども用意する。
農産物は、9月~11月の収穫時期しか出回らない生落花生(1,500円)や初出店で売り上げ1位だった「レトルトゆで落花生おおまさり」(918円)、同県産のさつまいも「シルクスイート」の焼き芋(300円)などをそろえる。銚子沖産のイワシを使った「ガーリックオイル漬け」(350円)や、館山市の放牧場で育てた牛の「低温殺菌ノンホモ牛乳」(150ミリリットル、290円~)なども用意する。
銚子電鉄が販売する菓子「まずい棒」(378円)や「ぬれ煎餅」(500円)、同県の学校給食で定番メニューの「ピーナッツハニー」(400円)、同県産のキャベツを使った「アフロきゃべつ餃子(ぎょうざ)」(1,078円)などご当地商品もそろえる。
同県・観光企画課の鷹巣昌平さんは「初出店が想定以上に好評で、今回は定番商品に加え地元で人気のある商品を増やした。コンシェルジュに気軽に声をかけてお薦めを聞いてほしい」と話す。
営業時間は11時~22時(最終日は20時まで)。駅改札内の店舗のため、入場券か乗車券の購入が必要。10月16日まで。