沖縄物産展「阪神のめんそーれ沖縄」が5月17日、阪神梅田本店（大阪市北区梅田1）8階で始まった。

沖縄そば専門店「きしもと食堂」

　4年ぶりの開催となる同展。8階催事場のメイン会場に沖縄の食材やグルメ、工芸品などを販売する50店が出店するほか、館内8フロアで「イエスタデイ辣（ラー）油」を使い沖縄料理を作る料理教室や沖縄の伝統染め物「紅型（びんがた）」の雑貨を扱う「Binryu」などイベントやポップアップショップを展開する。

　8階催事場では、1905年（明治38年）創業の沖縄そば専門店「きしもと食堂」のカツオだしに柔らかく煮込んだ三枚肉をのせた「きしもとそば」（981円）や「沖縄イイダコ屋太陽」のイイダコを丸ごと一匹入れた「イイダコたこ焼き」（5個入り＝1,001円）、「KOURI SHRIMP」のガーリックソースを使う「古宇利島 ガーリックシュリンプ」（1,301円）、スパムおにぎり専門店「おにぎり処（どころ）首里 ななむすび」のスパムと卵が入った「おにポー」（381円）など出来たての沖縄グルメを用意する。

　イートインスペース横の「泡盛バー」では、すりおろしたゴーヤとライムが入った「58KACHA-SEA（ゴーヤーカチャーシー）」や沖縄県産シークワーサーを丸ごと入れた「シークワーサー実入り泡盛サワー」（以上601円）など沖縄のフルーツを使った泡盛カクテル8種類を用意。「オリオンビール」（501円～）や石垣島のクラフトビールをそろえた「沖縄周遊ビールバー」も出店する。

　スイーツは、「カメアンダギー」のかぼちゃを使い紅芋クリームをのせるサーターアンダギー（281円）や「沖縄フルッタ」のアップルマンゴーを丸ごと一個入れた「バナナアップルマンゴースムージー」（2,001円、各日20食）をそろえる。

　催事部バイヤーの大田勝彦さんは「定番の店から大阪初出店の店まで、沖縄の魅力が詰まった店を幅広くそろえた。大阪に居ながら沖縄の雰囲気を感じ、楽しんでもらえれば」と話す。

　開催時間は10時～20時（最終日は17時まで）。5月22日まで。