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香取慎吾さん、グランフロント大阪で関西初個展 大阪ゆかりの作品も

「黒うさぎ」のスタチューと香取慎吾さん

「黒うさぎ」のスタチューと香取慎吾さん

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 タレント・香取慎吾さんの個展「WHO AM I-SHINGO KATORI ART JAPAN TOUR-」が4月20日、グランフロント大阪(大阪市北区大深町)北館地下1階「ナレッジキャピタル イベントラボ」で始まった。

大阪展にむけて制作した「Let’s 大阪」

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 「子どものころから絵を描くことが大好きで、アイドルや俳優の仕事に打ち込む傍ら、いつか個展を開きたいと思っていた」という香取さん。2018(平成30)年にはフランス・パリで自身初の個展「NAKAMA des ARTS」を開いた。2019年に東京で開催した日本初個展「BOUM!BOUM!BOUM!香取慎吾NIPPON初個展」は18万人以上を動員した。

 同展は、昨年12月の東京開催を皮切りに、大阪、福岡、石川、福島を巡る巡回展で、関西での個展開催は今回が初めてとなる。香取さんは作品を通してポジティブな部分、ネガティブな部分の両方を知ってほしいとの思いから、「WHO AM I」というタイトルにしたという。

 会場は「光」と「闇」のエリアに分け、作品約200点を展示する。「闇」エリアは照明を暗く落とし、黒を基調とした通路に作品を並べる。香取さんが10年かけて集めたという自身の髪の毛を使ってオリジナルキャラクターのウサギを描いた「くろうさぎ」や、立体的な鼻の模型をキャンバスに並べた「福鼻」、鉛筆で描いた小さなスケッチが327枚並べた「空想ファンタジー」などを展示する。

 白を基調にした「光」エリアでは、大きな瞳の写真をカラフルな絵の具で彩る「君の瞳に僕(左目)」や自身の顔写真の上にカラフルな模様を描いた「Who AM I」、「指切り」の形をした金色の像「&」などを展示。最後の展示エリアには、大阪展のために制作したという、通天閣や道頓堀を描いた「Let’s 大阪」や週刊誌「週刊文春 WOMAN」の表紙に起用された「ソロダンス」、オリジナルキャラクター「黒うさぎ」のスタチューなどを並べる。

 物販コーナーではオリジナルグッズ21種類を販売する。同展のロゴや黄色のペイント模様をプリントしたトートバッグ(3,000円)を大阪会場から販売するほか、「くろうさぎぬいぐるみ」(3,300円)、クリアファイル(1,000円)などを用意する。

 香取さんは「ライブに来るといつも『おかえり!』と迎えてもらえ、やさしくあたたかい印象がある大阪。『Let’s 大阪』では、僕のイメージする華やかな大阪を表現した。ライブをつくる感覚で展示を作っていて、会場ごとに作品の配置などを変えている。東京で開催した時とは少し変わった部分も楽しんでほしい」と話す。

 開催時間は11時~20時(土曜・日曜・祝日は10時~19時)。入場料は、一般=平日2,200円、土曜・日曜・祝日2,400円、中高生=同1,200円、同1,400円。6月18日まで。

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