街をろうそくで彩るイベント「100万人のキャンドルナイト@OSAKA CITY 2022 Winter 西梅田ナイト」が12月7日、大阪・西梅田で開催される。
「一人一人が自分、家族、日本、未来、地球のためにできることを考えるきっかけづくり」を目標に、2005(平成17)年に始まった同イベント。毎年夏至と冬至の時期に開いており、31回目となる今回は、梅田1丁目~3丁目の屋外で約1万6000個のろうそくを使った装飾を施す。
屋外には、高田雄平さんやsilsil(シルシル)さんなど関西を中心に活動するクリエーター8組、大阪モード学園や大阪樟蔭女子大学などの学生によるキャンドルアート作品を展示。ハービスPLAZA ENT(大阪市北区梅田2)プロムナード前には、地元小学校の子どもたちが白い紙袋に絵を描いた「ペーパーバッグ行燈(あんどん)」を並べる。会場周辺企業12社協力の下、20時~22時の2時間にわたり一斉に照明を消すイベントも行う。
来場者がメッセージを記入した赤、青、緑の3色のグラスキャンドルを会場内の好きな場所に置く「メッセージキャンドル」も開催。料金は200円で500個限定。このほか、カラフルな星型のろうそくを積み上げてクリスマスツリーキャンドルを作るワークショップや、撮影体験ができるイベントなども用意する。
実行委員会の担当者は「新型コロナ禍の影響が続く中、平常な状態に少しずつ戻ることを願い、イベント開催を決定した。リッツカールトンのシェフによるテイクアウトフードの販売も3年ぶりに行うので、優しい気持ちで冬のひとときを楽しんでもらえれば」と話す。
開催時間は18時~22時。雨天時は12月8日に順延。