暮らす・働く

梅経、年間PV1位は「商業施設の休業情報」 再開発にも注目集まる

3回目の緊急事態宣言では梅田エリアの多くの商業施設が休業した

3回目の緊急事態宣言では梅田エリアの多くの商業施設が休業した

  • 0

  •  

 梅田経済新聞の2021年PV(ページビュー)ランキング1位は、緊急事態宣言で多くの商業施設が休業する梅田エリアについて報じた記事だった。

[広告]

 4月25日に大阪府に対して発令された3回目の緊急事態宣言では、梅田周辺の百貨店、商業施設などは生活必需関係、学び関係などを除きほとんどが一斉に休業または一部休業した。催事やイベントは原則無観客での開催を要請、酒類またはカラオケ設備を提供する飲食店などには休業を、その他の飲食店には20時までの時短営業を要請した。

 ランキングは、今年1月1日から12月15日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位は以下の通り(カッコ内は掲載日)。

1. 梅田エリアの多くの商業施設が休業 緊急事態宣言で(4/25)

2. 大阪・北新地に医師監修PCR検査施設 2,980円から、親受検で子ども無料に(2/22)

3. 大阪駅前第2ビルに民間PCR検査施設 2,900円から3種の検査キット用意(2/15)

4. 大阪・梅田に「N-NOSEステーション」 関西初、尿1滴からがんリスクを検査(1/21)

5. 大阪・天満にすし店「コトブキツカサ」 映えメニューで若年層取り込む(7/1)

6. 梅田・茶屋町に韓国コスメ専門店「qt」 3000点の品ぞろえ、リーズナブルに(5/14)

7. リンクス梅田にダイソー新業態「Natural Coordinate」1号店 生活雑貨に特化(4/13)

8. JR大阪駅の専門店街「梅三小路」閉館 新改札口開設、駅ビルなど大規模開発(1/25)

9. 阪急うめだ本店で「ハワイフェア」 65店集結、2年ぶりの会場開催(7/8)

10. 堂島に大阪初「フォーシーズンズホテル」 2024年開業へ、マンションとの複合タワー(4/12)

 2位と3位には、PCR検査ができる民間施設の記事がランクイン。共に約3,000円から検査キットが購入できるとあって一時は行列ができるほどだったが、1店舗はその後閉店した。4位には、コロナウイルスへの感染リスクやひっ迫する医療現場への配慮などから健康診断を避ける人がいることを背景に、尿1滴でがんのリスクを判定できる検体受け付け拠点の記事がランクインした。

 一方で、新店オープンの記事もランクインした。5位には天満の人気すし店となった「コトブキツカサ」が、6位には韓国コスメ店、7位にはダイソーの新業態1号店の記事が入った。

 2025年大阪・関西万博開催に向けて大阪市内では大型開発プロジェクトが進行中。JR大阪駅北側の再開発区域「うめきた2期」開発に関連して閉館した「梅三小路」についての記事や、堂島に2024年に開業するフォーシーズンズホテルについての記事もランクイン。アフターコロナを見据えて変貌を遂げる大阪キタエリアに期待が集まる。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース