大阪のご当地ハンバーガー「高槻バーガー」を提供するデリバリー専門店「高槻バーガー 北新地店」(大阪市北区曾根崎新地1)が8月10日、営業を始めた。
高槻バーガーは、高槻市に本店を構えるハンバーガー店「ティーズスターダイナー」を経営する「エブリワンダイン」社長の寺川裕之さんが考案したご当地バーガーで、高槻南部で栽培された高級トマト、江戸時代からの伝統産業「高槻寒天」を使ったバーベキューソース、伝統野菜「服部しろうり」を使った特製ピクルス、高槻たまごを使ったフライドエッグなど、高槻の地域食材を使ったハンバーガー。2018(平成30)年には「バーガーエキスポ」で全国1位に選ばれた。
「高槻バーガー 北新地店」は、高槻市出身で「高槻バーガーのファン」という、不動産会社「サンレイ」(淀川区)社長の山本博昭さんが、寺川さんの協力を得てフランチャイズ方式で出店。注文はウーバーイーツで受け付ける。鉄板焼き店「北新地てっぺん」の調理室を間借りして営業する。
メニューは、本店で1番人気という「高槻バーガースペシャル」(1,780円)、女性客に人気という「高槻アボカドチーズバーガー」(1,680円)、「高槻バーガー(プレーン)」(1,180円)などのほか、「モッツァレラチーズスティック」(3ピース=580円)、「骨付きグリルソーセージ」(2本=420円)なども用意する。ほとんどの食材は本店と同じ物を使っているという。
寺川さんは「グルメバーガーは都市部でしか食べられないことが多い。デリバリー専門店を100店舗体制にし、ハンバーガーを国民食にしたい」と意気込む。山本さんは「高槻バーガーは味のバランスがよく本当においしい。北新地店限定メニューも考えたい。今後は野田やミナミエリアへの出店も予定している」と話す。
営業時間は、11時~14時、17時~23時。日曜・祝日定休。