梅田経済新聞の2021年の上半期PV(ページビュー)ランキング1位記事は、「梅田エリアの多くの商業施設が休業 緊急事態宣言で」だった。
多くの商業施設が集積する梅田エリア。4月25日からの緊急事態宣言の発令を受け、ゴールデンウイーク直前の梅田ではほとんどの商業施設が休業することとなった。1位となった記事では、百貨店や駅ビルなどの商業施設の営業状況を取りまとめた。一部商業施設が通常営業していることも話題となった。
ランキングは、今年1月1日から6月30日までの半年間に配信した「ヘッドラインニュース」のPVを集計したもの。10位までのランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 梅田エリアの多くの商業施設が休業 緊急事態宣言で(4/25)
2. 大阪・北新地に医師監修PCR検査施設 2,980円から、親受検で子ども無料に(2/22)
3. 大阪駅前第2ビルに民間PCR検査施設 2,900円から3種の検査キット用意(2/15)
4. 大阪・梅田に「N-NOSEステーション」 関西初、尿1滴からがんリスクを検査(1/21)
5. 阪急阪神ホテルズ直営レストランが休業延長 百貨店は休日営業一部再開へ(5/11)
6. 阪急うめだ本店で催事「クッキーの魅力」 国内外90ブランド集結、オンラインも(3/3)
7. JR大阪駅の専門店街「梅三小路」閉館 新改札口開設、駅ビルなど大規模開発(1/25)
8. 阪急うめだで「バレンタインチョコレート博覧会」 密避け、全館で売り場展開(1/20)
9. 阪急うめだ本店に食の新ゾーン サスティナブルをコンセプトに7ブランド集結(3/17)
10. 梅田・茶屋町に韓国コスメ専門店「qt」 3000点の品ぞろえ、リーズナブルに(5/14)
2位と3位には、相次いでオープンしたPCR検査センターの話題がランクインした。共に2,000円台から検査できるとあって、同施設では現在、帰省前に検査する人などで行列ができるなどしている。
6位と8位は共に阪急うめだ本店の催事について触れた記事。緊急事態宣言の合間をぬって開催されるイベントが話題となった。オンラインを組み合わせた催事も見られた。食の新ゾーンについての記事も9位にランクインした。
7位には、JR大阪駅の専門店街「梅三小路」が1月22日をもって閉館した記事がランクインした。2005(平成17)年の開業から15年あまりでの閉館となった。跡地は、「うめきた2期地区」内に2023年春開業予定の新駅との接続部分となり、新改札口のほか商業ゾーン、バスターミナルなど2027年春まで大規模開発が続く。
新型コロナウイルスの影響を強く受けた上半期ランキングとなったが、緊急事態宣言が解け、新店オープンなど前向きな話題も見掛けられるようになった。今後も引き続き、梅田エリアの日々の情報を伝えていきたい。