グランフロント大阪(大阪市北区大深町)のクリスマスイルミネーションイベント「Grand Wish Christmas 2020」が11月11日に始まる。
開催に先立つ10日に、同館北館1階ナレッジプラザに展示される高さ約15メートルのクリスマスツリー「Winter Voyage Tree」の点灯式が行われた。2016(平成28)年から同イベントのデザイン・演出を手掛ける長谷川喜美さんが登壇し、「世界中を旅して楽しめる日が早く訪れてほしいとの願いを込め、気球をモチーフにしたクリスマスツリーをデザインした」と語った。
15分間隔で行われるライティングショーは、パリ、ニューヨーク、アフリカ、バンコクの4つの都市を光と音楽で表現し、「気球に乗って世界を旅している気分になってもらいたい」と長谷川さん。約4分間のショーは、気球にエッフェル塔や自由の女神などが投影され、音楽に合わせ、色とりどりの光でツリーを照らす。ライティングショーは17時~24時(土曜・日曜・祝日は16時~)。
館内や周辺エリアでは、さまざまなイルミネーションや企画を併催。北館の館内4カ所では、トラベルカルチャー誌「TRANSIT」とコラボレーションした写真展を開催する。登壇した在本彌生さんら写真家6人が世界各地で撮影した風景や人、料理の写真を布に印刷し展示する。
うめきた広場の水景にある、クマのオブジェ「TED HYBER(テッド・イベール)」は、サンタ帽子をかぶり、サンタクロース柄の赤色のセーターを装い、クリスマス仕様で装飾された。以上12月25日まで。
そのほか、うめきた広場周辺やけやき並木、北館西側歩道の樹木126本を、シャンパンゴールド色のLED約40万球で彩る「Champagne Gold Illumination」も同日開催する。点灯時間は17時~24時。2021年2月23日まで。