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大丸梅田店で「マスクマルシェ」 新入社員が企画、20ブランド100種類集める

「マスクマルシェ2020」を企画した新入社員3人

「マスクマルシェ2020」を企画した新入社員3人

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 全国20ブランド100種類以上のマスクを集めた催事「マスクマルシェ2020」が11月4日、大丸梅田店(大阪市北区梅田3)1階で始まった。

100種類以上そろえる売り場

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 今年4月、同店に配属された新入社員3人が中心となって企画した同催事。6月に企画を立ち上げ、マスクメーカー約50社に交渉し、20社100種類以上の取り扱いにこぎ着けた。催事のテーマは「自分に合ったマスクを楽しく選べるマルシェ」。コロナ禍で生活の必需品となったマスクを「楽しく着こなしてほしい」と、ファッション性、機能性など、「こだわり」のあるマスクを幅広くそろえた。

 生まれ持った髪や瞳、唇の色によって似合う色(パーソナルカラー)を、「春」「夏」「秋」「冬」の4タイプに分け、16色のマスクを展開する「Irodori(イロドリ)」(2枚入り、2,970円)、鶴や亀甲柄を金糸で織り込んだ西陣織の絹織物を使った「tsuto(ツト)」(1万4,800円)、50回洗濯しても抗ウイルス効果が持続する「ピアレスガード」(2枚入り、2,750円)など、新入社員がバイヤーとして集めたマスクをそろえる。

 そのほか、売り場スタッフのマスクに貼付したQRコードを読み取ると、催事開催までの経緯やお薦め情報など、新入社員が更新する「マスクマルシェブログ」が読める仕掛けや、色やスタイリングの専門知識を持ったスタッフが似合うマスクを提案する「カラーアドバイス」を行う。6階や9階では、マスクやマスクケース、消毒ボトルを手作りするワークショップも開催する。

 企画した新入社員で、韓国出身の李東雨さんは「ビジネスで使用する日本語の難しさや、オンライン商談でコミュニケーションに苦労した」と振り返った。中村貴紀さんは「バイヤーになるのが夢で、1年目で実現し驚いている。喜びと同時に不安も多かったが、企画を通して成長できた」と胸を張る。松本さんは、「マスクに対してマイナスなイメージを持つ女性に、似合うマスクを見つけてもらい、買い物の楽しさをお届けしたい」と意気込む。

 営業時間は10時~20時。11月10日まで。

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