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ヒルトン大阪で鯨肉の理解促進と普及図るイベント 関西初開催

「OSAKA くじらフェス2019」会場の様子

「OSAKA くじらフェス2019」会場の様子

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 鯨肉の理解促進と普及を図るイベント「OSAKA くじらフェス2019」が11月26日、ヒルトン大阪(大阪市北区梅田1)で開催された。主催は共同船舶(東京都中央区)。

品見会に出されたクジラの脳皮

 その年の鯨肉の品質を確かめる品見会を「業者だけでなく、もっと広く一般の方にも知ってもらおう」と一般向けに拡大し、2017(平成29)年に初開催した。営業部の大川敏弘ゼネラルマネジャーは「500人以上が来場し、予想以上に好評だった」と話す。

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 会場ではクジラの肉や脳皮、舌などを展示する品見会が行われたほか、竜田揚げやベーコンなど定番のクジラ料理のほか、カレーやハンバーグ、ステーキなど洋風に改良した料理も振る舞われた。クジラ料理を提供して67年になる「むらさき」(大阪市西区)は鯨肉と水菜を使った「はりはり鍋」を提供した。

 日本は国際捕鯨委員会(IWC)を2019年7月に脱退し、31年ぶりに商業捕鯨を再開した。大川さんは「脱退する前は南氷洋(南極海)で捕鯨できたが、脱退したため日本の排他的経済数域内でしか捕獲できなくなったことがどのように影響するか未知数だった」としながらも、「乱数表を使って捕獲する調査捕鯨と違い、捕獲対象のクジラを自由に選べるので品質の良いクジラを提供できるのでは」と分析する。

 大川さんは「いきなりスーパーに鯨肉が並ぶというのは難しいと思うが、扱ってくれる飲食店が増えて徐々に鯨肉の良さが浸透してくれたら」と話す。

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