高級食パン専門店「明日の食パン」(TEL 06-6347-8755)が6月14日、大阪・堂島の商業施設「ドージマ地下センター」内にオープンした。運営は寿幸(としゆき)(大阪市西区)。
今年1月、兵庫・芦屋に1号店をオープンした。2月には福島に2号店を出店。今回オープンした3店目となる堂島店では、初日に食パン80本が30分で売り切れた。
同店の作るパンは保存料、着色料、乳化剤、香料、卵、イーストフード、マーガリンを一切使わない。小麦の一部を熱湯でこねる「湯種製法」を採用し、パンにもっちり感を出した。食パンは2斤サイズの「MU kodomo(ムーコドモ)」(1,000円)のみ。松永浩良マネジャーは「生地にチーズと蜂蜜を練り込んでコクと甘味を加えた」と話す。「トースターで少し長めに焼くと、表面はザクっと、中はもっちりと両方の食感が楽しめる」と言う。
食パン以外にはジャム(1,620円)も販売する。ジャムに使う果物は季節によって変わる。「従来のジャムはとろみを出すためにペクチンなどの添加物を使うが、当店では使わない。素材の味を生かしたジャムになっている」と自信をみせる。
営業時間は11時~21時(土曜・日曜・祝日は18時まで)。店頭か電話で予約も受け付ける。