梅田スカイビル(大阪市北区大淀中1)1階の中央広場で現在、「ドイツ・クリスマスマーケット大阪 2018」が開催されている。期間中に約65万人の来場を予想している。
今年で17回目を迎える「ドイツ・クリスマスマーケット」。会場に並ぶヒュッテ(木製の小屋)は、25軒全てがドイツ人の手作り。ヨーロッパで2番目に古いという120年の歴史を持つ木製メリーゴーランドをはじめ、会場全体を「シャンパンゴールド」の暖色系イルミネーションが包む。
11月16日の点灯式では冒頭、サンタ帽をかぶった神戸ドイツ学院・ヨーロピアンスクールの子どもたちがクリスマスソング3曲を合唱。代表の3人が壇上のスイッチを傾けると、背後にそびえる高さ約27メートルの巨大クリスマスツリーに大小色とりどりの光が一斉にともった。
ツリーは、クリスマスツリーの発祥地とされるドイツの伝統的なデザインをモチーフにしたもの。赤いリボンや星などで装飾され、最上部には「ベツレヘムの星」が飾られている。ツリーの幹にはトンネルが開いていて通り抜けも楽しめる。
各ヒュッテでは、フードや菓子、雑貨・工芸品を販売。「グリュ-ワイン(ホットワイン)」「ジンジャーブレッド」、ドライフルーツ・ナッツが入った伝統の菓子パン「シュトレン」、「バウムクーヘン」などは、来日したドイツの職人たちが会場で手作りしている。クリスマスオーナメントやくるみ割り人形、キャンドルホルダーなども販売する。
12月6日と金曜・土曜・日曜・祝日の19時~21時には、長い白ひげを生やし、司教の帽子、マント、杖を付けたドイツのサンタクロース「ニコラウス」が登場し、会場を盛り上げる。
ツリー点灯時間は17時~22時30分。開催時間は平日=12時~21時(金曜は22時まで)、土曜・日曜・祝日=11時~22時。入場無料。メリーゴーランドの乗車料は400円(身長1メートル以下の子どもは200円)。12月25日まで。