ルクア大阪(大阪市北区梅田3)地下2階に4月1日、食物販とレストランを融合した新コンセプトの食品フロア「ルクア フードホール」がオープンする。運営はJR西日本SC開発(北区)。
昨年12月に増床オープンした地下2階飲食街「バルチカ」に次ぐリニューアル第2弾。2017年1月に閉鎖した伊勢丹の売り場跡に食のエリアを構築する。「フードホール」とは、上質で個性的なレストランやカフェ、食料品店の集合体。ヨーロッパで発祥し、アメリカで流行の兆しがあるという。広さは約2850平方メートル。計15店が出店する。梅田で働く会社員をターゲットに、毎日の利用を想定している。
注目店は、「スターバックスリザーブ バー」を併設した「特別な」スターバックス コーヒー。東京の商業施設「ギンザ シックス」に次ぎ、西日本初出店する。希少なコーヒー豆をバリスタが多様な方法で抽出。コーヒーとアルコールを組み合わせた商品も提供する。席数は90席。
スイーツでは、関西初出店のシュークリーム専門店「クロッカンシュー ザクザク」、ベルギーワッフル「マネケン」のプチワッフル専門店「コロンコロン ブシェ」が出店する。
新エリアの半分は阪急オアシスが展開する新業態「キッチン&マーケット」が占める。食物販と飲食コーナーが境目なしに融合した空間で、計300席で購入した商品や店頭の食材を使った料理を食べられる。
食品別に7区画があり、ピッツァやステーキのダイニングや、ワインの立ち飲み席、サラダバー、バーベキューコーナー、カフェなどが散在。中央に100席以上を備え、ひきたてコーヒーや紅茶、ソフトドリンク、アルコールを提供する。
営業時間は10時~23時。