中之島のリーガロイヤルホテル(大阪市北区中之島5、TEL 06-6441-1308)で11月22日、パティシエエスコヤマ(兵庫県三田市)のオーナーシェフ小山進さんが作品披露イベント「SUSUMU KOYAMA'S COLLECTION」を行った。
これまでの受賞作品から最新作まで、小山さんの手掛けたチョコレート菓子作品を披露した同イベント。小山さんは10月、パリで行われた世界最大級のチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラパリ」に出品し、6年連続最高位を獲得。同年にロンドンで行われた「インターナショナル・チョコレート・アワーズ世界大会」では、24作品が金、銀、銅賞を獲得し、世界最多受賞者となった。
「SUSUMU KOYAMA'S CHOCOLOGY(ススム コヤマズ チョコロジー)2016」(1,728円)は、「醤油ヌーヴォー」「鳳凰単叢蜜桃香(ほうおうたんそうみつとうか)&マンゴー」「コーヒーチェリー(ゲイシャ)&ライチ」「奈良漬プラリネ」の4種のショコラのセット。しょうゆや奈良漬などの和の食材と、マンゴーやパッションフルーツなどのフルーツの組み合わせが特徴。
インターナショナル・チョコレート・アワーズ タブレット(板チョコ)部門での受賞作品「かんぴょうwithオリーブオイル」(2,160円)は、かんぴょうのフレークにエキストラヴァージンオイルを絡め、コスタリカ産カカオのミルクチョコレートに混ぜ込んだもの。小山さんによると、すし店でオリーブ漬けのかんぴょうを食べて感動をしたことからチョコレートに取り入れたという。
発売に当たり、小山さんは「今年のショコラは日常生活の中にある『自然と人との共存』をテーマに創作を進めた。個性的な味わいを楽しんでほしい」と話す。
「SUSUMU KOYAMA'S CHOCOLOGY(ススム コヤマズ チョコロジー)2016」の発売は11月25日から。タブレット販売は12月20日を予定している。