大阪・堂山町に5月27日、クラシック音楽に特化したCD・レコード店「ディスクユニオン 大阪クラシック館」（大阪市北区堂山町、TEL 06-6809-3281）がオープンする。

　東京の新宿・お茶の水・渋谷をはじめ、首都圏で37店を展開する同チェーン。昨年11月に「ディスクユニオン大阪店」（大阪市北区堂山町）をオープンし、関西に初進出した。

　新館は、大阪店と同じ複合ビル「アクトスリー」1階にオープンする。大阪店とは中庭を挟んだ向かい側で、以前「DISC J.J.梅田本店」があった区画。最近は空き物件になっていた。

　幅広いジャンルを扱う大阪店では、店内音楽でロックやメタルを流すこともあり、来店客によっては「クラシックの流れる環境でゆっくり商品を選びたい」と希望していた。大阪店開業から半年がたち、営業態勢が整ったこともあり、要望に応えてクラシック部門を独立させることにした。

　店舗面積は、1フロア約36.3平方メートル。CDは大阪店より5000枚増の約1万5000枚、レコードは2000枚増の約3000枚に拡充する。商品は、国内・輸入または中古・新品のCD、DVD、アナログレコードなど音楽・映像ソフトが中心。音楽書や楽譜といった関連する音楽雑貨やアクセサリーを含めると、全体で約2万点の商品を販売する。

　同社は「関西は吹奏楽が盛んな土地柄という印象。コンクールの開催も多い。吹奏楽方面の品ぞろえも充実させたい」と話す。

　営業時間は11時～21時（日曜・祝日は20時まで、5月27日のみ10時開店）。