堂山町に11月6日、CD・レコード店「ディスクユニオン大阪店」（大阪市北区堂山町）がオープンした。関西への出店は初めて。早朝から約100人が行列を作った。

20枚近いレコードをまとめ買いする人も

　東京の新宿・お茶の水・渋谷をはじめ、首都圏で37店を展開する同チェーン。希少な廃盤・輸入盤を求め音楽ファンが足しげく通う店として知られている。関西進出は長年検討されてきたが、アナログレコードの人気再燃という追い風も受け今回ようやく実現した。

　開店当日は、早朝5時に並んだという男性を先頭に約100人が行列をつくり、9時の開店とともに店内へなだれ込んだ。ザ・ビートルズの曲が掛かる店内は、慣れた手付きでパタパタとレコード盤をめくる熱心な音楽ファンでごった返した。

　大阪店の店舗面積は1フロア約201平方メートル。CD、DVD、アナログレコードのほか、音楽書や楽譜、レコードバッグなどの音楽雑貨やアクセサリーも販売する。取扱商品約7万点のうち4割に相当する約3万枚をアナログレコードが占める。ジャンルは、ロック、ジャズ、クラシックを中心に、洋楽、邦楽を問わず幅広い。

　同社販売促進担当の畦上剛さんは「大阪初となるこの店から、広く関西の人に良い音楽を提供していきたい」と意気込む。

　営業時間は11時～21時（日曜・祝日は20時まで、11月7日・8日のみ9時開店）。