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大阪市庁舎壁面にイルミネーション-平松市長、避難児童の掛け声で点灯

平松市長、福島県から避難してきた3家族の掛け声で点灯した「シティ・ライト・スクエア」

平松市長、福島県から避難してきた3家族の掛け声で点灯した「シティ・ライト・スクエア」

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 中之島一帯を光で彩る「OSAKA光のルネサンス」のプレビュー期間が始まり、大阪市庁舎(大阪市北区中之島1)壁面のロープツリー「スターライト・シティ・スクエア」が点灯した。

「願いのツリー」にメッセージをつり下げる平松市長(関連画像)

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 今年で9年目を迎え、大阪の冬の風物詩として定着した「OSAKA光のルネサンス」。今月14日の開催を前に、「スターライト・シティ・スクエア」と市庁舎南側「中之島イルミネーションストリート」の点灯が始まった。

 2009年に始まった「シティ・ライト・スクエア」は、市庁舎3階~7階部分に幅23メートル、高さ20メートルのイルミネーションを施したもの。ゴールドのオペラカーテンの中央にツリーを配したデザインで、4万3,000球のLEDを使い昨年のデザインからバージョンアップした。ツリーの下には、1万球のLEDを使った「つつみこむ光」と題したシャンデリアのイルミネーションが初登場。

 1日には点灯式が行われ平松邦夫市長が登場。イベントの見どころなどを紹介した後に、「電力需給について不安もあると思うが、昨年からイルミネーションはLEDに変更。イベント全体の9割は電源車による発電にし、家庭の電気を使わないようにした」と理解を求め、「被災地への思いを込めた光のイベント。多くの皆さんにお楽しみいただきたい」と話した。

 点灯式には、福島県から大阪に避難してきた3家族も参加。平松市長にインタビューされた子どもたちは、好きな食べ物にたこ焼き、お好み焼き、うどんなどを挙げ、「大阪は楽しい」「友達もできた」などと大阪での暮らしについて話した。その後、市民らとのカウントダウンにより点灯し、点灯後は撮影を楽しむ人の姿が多く見られた。

 点灯式終了後には、平松市長と参加した家族らが「中之島イルミネーションストリート」を見学。平松市長の元に市民が駆け寄り、話しかけたり握手を求めたりする光景も多く見られた。その後、市庁舎1階ロビーに出店する「中之島おもてなしカフェ カフェ・ド・24区」に移動。カフェ内にはピンク色の「願いのツリー」を設置。カード付きオーナメント(200円)を購入し、被災地に向けたメッセージを書いてツリーにつり下げることで、義援金を寄付できる。「絆を深く」と書いた平松市長は、「みんなの願いでいっぱいになることを願っている」と参加を呼び掛けた。

 同カフェは、「digmeout ART&DINER」(中央区)を運営するJKコーポレーションが運営。「リブステーキサンド」「ミルフィーユカツサンド」「エビマヨサンド」「グリーンカレーサンド」の4種がある「Osaka光のルネサンド」(フライドポテト、スープ付き、各1,000円)のほか、何時でも注文できる「グッドモーニングセット」(400円~)、スイーツ、ドリンクなどを提供する。席数は42席(10日からは80席)。テークアウトも可能。営業時間は、月曜~金曜=8時30分~22時、土曜・日曜・祝日=16時~22時。

 点灯時間は17時~22時。今月25日まで。

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