阪急百貨店うめだ本店(大阪市北区角田町、TEL 06-6361-1381)で9月14日より、秋冬ファッションをまとったファッションドール「ブライス」の展示とチャリティーオークションの入札が始まった。
ブライスは1972年、米・ケナー社から子ども向けの玩具として発売されたが、1年で販売中止に。その後、クリエーティブエージェント「CWC」(東京都渋谷区)プロデュースの下、2000年に日本でテレビCMに登場したところ反響が大きかったことから復刻版を発売。ファッショナブルな洋服やヘアスタイルが話題となり、多数の商品のCMや広告に登場している。
同店では、婦人服・子ども服の人気65ブランドの「秋のおすすめスタイリング」を施したオリジナルブライスドールを製作。売り場で販売する秋冬の新商品と合わせ、各ブランドが肌や目、髪の色やメークもブランドイメージに合わせた。現在4階、7階、8階とイングス館地下1階の特設会場に展示している。
会場には入札ボックスを設置し、ブライスドールをオークションに出品。オークションの売上金は、東日本大震災で親を亡くした子どもたちへの支援活動のため、あしなが育英会に全額寄付するという。広報担当の甲村美幸さんは「読者モデルや有名モデルではなく、ブライスを使った秋の新作のプロモーション。ブライス好きの方にもブランドのファンにも来ていただけるし、結果、ファッションを楽しむことで支援につながれば」と話す。最低入札価格は1万円。
8階特設会場では、ブライスのグッズも販売。1万2,000円~約2万円の「ブライスドール」、「プチブライス」(2,993円~)、卓上カレンダー(1,470円)、スケジュール帳(1,554円)、ノート、バッグ、ランチボックスなどをそろえる。
営業時間は、日曜~火曜=10時~20時、水曜~土曜=10時~21時。入札は今月20日まで。