阪神梅田本店(大阪市北区梅田1、TEL 06-6345-1201)8階催場で9月18日、「全国質流れ品大バザール」が始まった。
今回で18回目の開催を迎える同催事は、同店の催事の中で一番の売上高を誇る名物催事。毎年初日には開店を待つ列ができ、今回も約400人が列を作った。通常店舗では買い取りのみで販売をしていない岡崎屋本店(阿倍野区)では、一番に来店した客が限定コレクションの「エルメス バーキン30 ソーブラック」(119万8,000円)を購入するなど、開店直後は目当ての商品を目がけて走りだす人の姿が多く見られた。
会場では、東京、神奈川、大阪、福岡など、全国の50店舗以上の質屋が集まり、約13万点のブランド品や宝飾品を販売。売り上げの約6割を占めるという「ルイ・ヴィトン」は、バッグや財布など3万点以上をそろえる。バッグでは、シャネルやプラダ、グッチ、クロエ、バレンシアガなどのブランドが集まった。
時計では、ロレックスやカルティエ、シャネル、ハリーウィンストン、フランクミュラーなどの人気ブランドが集結。アクセサリーでは、ネックレス、ブレスレット、指輪、ピアス計約172.55カラットのダイヤネックレスセット(7,350万円)や、6.079カラットと5.916カラットのダイヤピアス(3,150万円)など、高額商品も登場した。
ブランド品やアクセサリー以外にも、ダイヤ入りプラチナパター(288万円)や18金のゴルフボール(46万8,000円)、真珠養殖の母貝で作った亀の置物(25万円)など、珍品も登場。毛皮や呉服もそれぞれ1000点以上集めるなど、幅広い品ぞろえとなった。19日以降は、3万円以下のブランド品を集めた大特価セールも実施する。
広報担当の佐藤陽介さんは「消費税増税前に質屋の倉庫に眠っているものも出してもらった。今回はレアな商品が多い」と話す。
開催時間は10時~20時(最終日は17時まで)。今月24日まで。