梅田スカイビル・空中庭園展望台(大阪市北区大淀中1、TEL 06-6440-3855)が5月21日、金環日食観察のため早朝営業する。
月が太陽と重なり、ふちがリングのように見える金環日食。大阪で観測されるのは282年ぶり、本州では129年ぶりの天体ショーとあって、ホテルでは宿泊プランを企画し、物販店では日食眼鏡を特集した売り場を設けるなど各方面で盛り上がりを見せている。
空中庭園展望台では当日、早朝6時から特別営業を実施。大阪市北区内では、6時17分9秒に日食が始まり、金環日食の開始は7時28分30秒。日食最大時間は7時29分51秒で、7時31分13秒には金環日食が終了する。日食の終了は8時54分21秒。
同所では、「現在建設工事中のグランフロント大阪越しに金環日食が見られる」と企画広報の高瀬奈々さん。「日々進化している近大建築群と古代からの神秘的な天体現象の融合を、地上173メートルの梅田の上空でお楽しみいただける」と話す。
今月18日~20日には、40階の「cafe SKY40」で「金環日食パンケーキ」も登場。「金環日食当日が晴天になることを願いながら食べてもらいたい」と企画したもので、パンケーキのまわりにチョコレートソースでリングを描き、金粉を散りばめた。価格はドリンクとセットで521円。各日15食限定。21日も6時から営業し、限定30食を提供する。
入場料金は、大人=700円、中学生=500円。先着300人には、日食眼鏡と当日の再入場チケットを進呈する。