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ラマダホテル大阪に巨大な「お菓子のおうち」型アドベントカレンダー

ラマダホテル1階ロビーに登場した「お菓子のおうち」型アドベントカレンダー

ラマダホテル1階ロビーに登場した「お菓子のおうち」型アドベントカレンダー

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 ラマダホテル大阪(大阪市北区豊崎3、TEL 06-6372-8181)1階ロビーに11月18日、巨大な「お菓子のおうち」型アドベントカレンダーが登場した。

デザインが採用された大坪真由美さん

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 昨年に続き、キャリナリー製菓調理大阪校(福島区)に依頼し実現した「お菓子のおうち」。校内で行われたコンペで選ばれた、カフェパティシエ科・大坪真由美さんの作品が採用された。

 「お菓子のおうち」は、高さ2.5メートル、幅2.6メートル、奥行き1.8メートル。「みんなでクリスマス」をテーマにしたという同作品には、「学校のみんなやラマダホテルに来るお客さん、そばで支えてくれている人々、みんなでクリスマスをお祝いしたい」との思いを込めたといい、「物語に出てくるようなどこか懐かしいデザインにしたかった」と大坪さん。「型紙を作り、ミリ単位まで計算して焼いたがはまらなかったり、割れたり反ったりして使えなかったりと、約5000枚のクッキーを焼いた」といい、試行錯誤しながらクッキー2500枚、マカロン約500個、マシュマロ約1000個を使い、約1カ月半をかけて同校の学生らが作り上げた。

 「お菓子のおうち」壁面には、クリスマスを一日ずつカウントダウンしながら楽しむアドベントカレンダーを設置。全てお菓子で作られた扉の中にはレストラン食事券や宿泊券などホテルからのプレゼントを用意し、宿泊客やレストラン利用者から抽選で毎日1人、扉を開ける権利を進呈する。

 設置初日に行われた完成式には、同ホテルと親交のある中津保育園の園児も参加。3人の園児がそれぞれ車や星、リンゴのピースを持ち、最後のピースを貼り付けて「お菓子のおうち」が完成した。完成後には、園児らが練習を重ねてきたクリスマスソングとハンドベルを披露。甘い香りが漂うロビーに歌声やベルの音が響き、集まった観客らは和やかな時間を楽しんだ。

 完成した「お菓子のおうち」を見た大坪さんは「一生懸命デザインして作ったので、ホテルのお客さんや子どもたちが『ワー』って言ってくれてうれしかった」といい、「将来は開業し、焼き菓子とお菓子を扱うカフェをしたい」と力強く話した。

 展示期間中、1階「トレ・トレボン」ではミニサイズの「お菓子のおうち」(3,200円)を販売。1日5個限定。展示は12月25日まで。

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