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新梅田シティでベルギービールの祭典-料理やライブステージも

大阪では初開催の「ベルギービールウィークエンド大阪」

大阪では初開催の「ベルギービールウィークエンド大阪」

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 新梅田シティ・ワンダースクエア(大阪市北区大淀中)で6月2日~5日、ベルギービールの祭典「ベルギービールウィークエンド大阪」が開催される。

会場内に設置する「グラスリンサー」

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 四国の約1.5倍の面積に1,000万人が暮らすベルギーは、140の醸造所で800種類以上のビールが造られ、消費量は日本人の約2倍ともいわれる「ビール王国」。ベルギービールは、フルーツやハーブ、スパイスを使ったもの、野生酵母を使ったもの、修道院でしか造られないものなど多くの種類があり、さまざまな色、香り、味わいを楽しむことができる。

 ベルギーの首都ブリュッセルの世界遺産「グランプラス広場」で毎年9月の第1週末に開催されるベルギー最大のビールの祭典「ベルギービールウィークエンド」は、ベルギービール醸造所組合を中心に1999年に第1回を開催。今年で13回目を迎える同イベントには、日本からも多くのビールファンが訪れるという。ベルギー国外では昨年9月、初めて六本木ヒルズで開催。3日間で1万5,000人が訪れ、にぎわい見せた。

 初開催の大阪では48種類のベルギービールと料理を提供。ビールは初心者にもわかりやすいよう、「ホワイトビール」「フルーツ・ビール」「トラピスト・ビール」など10タイプに分類し、テント看板やメニューなどに色分けをして表示する。料理は、大阪でベルギービールを提供している「ベルジアンビア・カフェ」「ビストロ&カフェ ル フィガロ」「ケラケラ」「ドルフィンズ」など6店が出店し、ベルギー料理、ベルギービールに合う料理を用意する。

 実行委員会名誉委員長・駐日ベルギー王国のリュック・リーバウト大使は「ベルギー王国を挙げて応援しているイベント。ビールの多様性を、醸造所別ではなくタイプ別に楽しめるようにした。メニューも工夫してもらっているので、食との組み合わせも楽しんでもらいたい。ベルギーのミュージシャンも呼んで大人の雰囲気のするイベントにしたい」とし、「一人でも多くの方に来場いただき、ビールの多様性を楽しんでもらえれば」と話す。

 チケットは、250円コイン10枚とオリジナルグラスのセットで3,100円。うち100円はチャリティープログラム「ベルギー・フォー・ジャパン11.3.11」を通じて東日本大震災の義援金に充てられる。ビールは2コイン~4コイン、料理は1コインから。会場には、電気を使わずグラスをすすぐベルギー製の「グラスリンサー」を設置。昨年のイベントではグラスリンサー体験を楽しむ姿も多く見られたという。

 開催時間は、2日=16時~22時、3日・4日=11時~22時、5日=11時~20時。チケットの購入方法はホームページで確認できる。

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