大阪駅北地区まちづくり推進協議会(会長=平松邦夫大阪市長)は2月2日、これまで「北ヤード」と呼ばれていたJR大阪駅北側の再開発地区の新名称が「うめきた/梅北」に決定したと発表した。
昨年8月26日~10月15日に名称を公募。アメリカ、オーストラリア、香港からも応募があり、総応募数は4,378通、名称案3,343種類が集まった。その中から昨年12月、名称候補選定委員会により、「うめきた」「ユメキタ」「北梅田」「梅田シティーヤード」「おおさかきたまち」の5点が選定され、12月27日から1カ月間、一般投票を受け付けた。
投票の結果、計1万1,023票のうち3,791票を獲得した「うめきた/梅北」(漢字、ひらがなどちらでも表記可能)が最多で新名称に決定。提案者の説明には、「『梅田の北側』と『梅田に来た』という理由。大阪より梅田のほうが、より地域の名称として馴染みがあると思った」「梅田の北側なのでウメキタ。大阪の人は、天六(天神橋筋6丁目)、谷九(谷町九丁目)、梅新(梅田新道)、阪高(阪神高速道路)など縮めてしまうのが得意で、どんなかっこいい愛称をつけても、結局ウメキタと呼ぶ」などがあった。
大阪市計画調整局 大規模開発担当の担当者は「これまで『大阪駅北地区プロジェクト』と呼んでいた名称を変え、『うめきたプロジェクト』の名称を使って広めていく」と話す。