水辺の複合施設「中之島バンクス」(大阪市北区中之島5)前の堂島川に12月11日、巨大子アヒル「ラバーダック」が復活した。
ラバーダックは、オランダ・ロッテルダムを拠点とするフロレンタイン・ホフマンさんが制作した高さ9.5メートル、幅9.5メートル、長さ11メートルの巨大子アヒル。「世界の緊張緩和と穏やかな世界への希望」をコンセプトとした巨大な作品を公共空間で展示する活動を継続的に展開し、これまでフランス、ブラジル、ベルギーなどで展示されてきた。日本国内では、「水都大阪2009」開催時に千島土地(大阪市西区)の地域創世、社会貢献事業の一環として八軒家浜で初展示され、その愛らしい姿で人気を博した。
今回は「OSAKA光のルネサンス」時期に合わせ、水辺のにぎわい拠点で「憩いの空間」創出による社会実験を行うとして水都賑わい創出実行委員会が出展を依頼し、大阪東南ロータリークラブが創立25周年記念事業として協賛したことで実現。会場では、昨年好評を得たラバーダックのレプリカ(1,000円)やステッカー(2枚300円)、缶バッジ(300円)、携帯ストラップ(1,000円)なども販売する。展示初日には当日分のレプリカが完売するなど、その人気は健在だ。ラバーダックの前で撮影するなど、早くも多くの人が再登場を楽しんでいる。
ラバーダックのライトアップは17時~22時。展示は今月25日まで。